熱中症リスクが高く、お昼前後からゲリラ豪雨が発生する酷暑日に、3時間未満で終了するショートな沢登りをしました。
都道33号線(檜原街道)の橘橋を右折してきた秋川沿いの水根本宿線を行くと、路線バスの終点藤倉バス停の横を流れている小川が惣角沢で、その惣角沢沿いの林道を1.5㎞ほど登って行くと、小林家住宅の駐車場とトイレがあります。
上には何があるんだろう?
目の前に次の滝があります。
こちらは右から取り付いて、ヒョングっている中央部を潜り抜け、上部は左側を登るのですが...
離陸する部分のホールドが脆く、微妙なバランスで這い上がろうとすると水流に叩きつけられて落下ということを4~5回繰り返しました。
暗い釜から這い上がって、流れの右側を登って行きます。
ガバというよりも、もっと大きなホールドやスタンスが豊富で、釜から這い出すのが最も難しいくらいの難度でした。
よく写ってませんが、こんな感じ。
階段というほどではないですがそれに近いかもしれません。
目の前に次の滝があります。
その後も、ヒョングリの下は隙間こそあれ、ごらんの通りの狭さなので、水圧に抗うのにはそれなりの労力を要しました。
これまたすぐ上に3つ目の滝があります。
こちらは左壁がガバホールド。
こんな感じで快適に登って行くと、残置まで用意されていました。
そして、最も難度が高い4つ目の滝に取り付きます。
これは...
落下しても深い釜の中なので、安心して何度でも挑戦できますが、登り切ったときには既に疲労困憊。
なんで前後の滝よりも簡単なここにだけ残置が打ってあるのかが謎ですが、有難く使わせていただきクリア。
尚、この滝は落ちたちょうど真下の釜の中に大きな岩があるので、前後の滝の様に安易に落下すると惨事となるので、失敗は許されません。
ほぼ手掛かりがありませんね。
流芯部のホールドを頼りに、ヒョングっている裏の空間を利用して極力水圧を受けないようにしながら遥か右上方のホールドに飛びつくそうですが...
鼻と口に侵入した沢水を吐きだし、ボロボロになって敗退。
空間が狭すぎ(水圧強すぎ)、右上のホールドが遠すぎました。
巻くことにして右岸の植林目指して登って行きますが...
植林に近付くと、周囲には抗うつ薬の錠剤や日本酒のワンカップの蓋が散乱しており、付近には造林作業用のものと思われる踏み跡も登場してきました。
というわけで、作業径を下流方向に歩いてみると、ほんの少しトラバースした後にトラロープが付いた斜面を下って行きます。
植林に近付くと、周囲には抗うつ薬の錠剤や日本酒のワンカップの蓋が散乱しており、付近には造林作業用のものと思われる踏み跡も登場してきました。
木の隙間からどこかで見たことがあるような滝が垣間見れたかと思う間もなく、手摺が付いた遊歩道に降り立ちました。
一時間ほど前に窒息しそうになりながら登った滝が見下ろせるではありませんか。
手摺に沿って降りていくと、出発時に雨乞い滝に取り付いたところに帰着しました。
というわけで、本当は寄り道するつもりだった小林家住宅のみを目的として訪問してみることにしました。
周囲がだいぶ明るくなった一方で、水がすごく濁っている原因は自分なのか?
当初の目論みでは、ある程度遡行してから陣馬尾根に登り、登山道経由で小林家住宅を見物して降りてこようとしていたのですが、あっという間に駐車場に帰ってきてしまいました。
住宅は、駐車場から出発する林業用モノレールに10数分乗って行く尾根上にあります。
電話予約をすると職員の方が定時運行するモノレールに乗せてもらえますが、ここは圏外。
電波のあるバス停付近まで戻って電話するよりも歩いて登った方が早そうなので、歩道を20分ほど登って到着。
夏は数週間放置するとジャングルジャングル化してしまう環境ですが、管理人の方が精力的に手入れされているため、至極快適です。
ツツジの季節は混雑するそうですが、酷暑日の平日だったこの日は、お昼時点で訪問者も予約も全く無く、重要文化財を独り占めしてのんびりできました。
さすが東京都。
●本日の反省…沢登りしなかった?
●本日の反省…沢登りしなかった?
入渓が雨乞いの滝で、沢の中を歩いたのは4つの滝の間の数十メートルのみだった。
右岸の作業径を知ってしまえば、(最後の滝から上に見るべきものがないとした場合、)実質シャワークライムのみで、ゲレンデといっても良い場所だった。
















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