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2026年9月28日月曜日

小菅神社(ハイキング)

 小菅神社?

普通は葛飾区にある神社のことなのかと思います。
確かに首都高の小菅JCTの下、綾瀬川沿いの小菅三丁目に小菅神社がありますが、長野県飯山市にも同名の神社があります。
両者は成り立ちが異なり、神社だということ以外は宗教的にも無関係です。
今回は、WEB検索すると一番上にでてくる、長野県にある方の小菅神社。


GoogleMapに菩提院とある横にある無料駐車場にクルマを停めてスタート。
すぐ上にある菩提院から先は突然道路の傾斜が急になりびっくり。
車道は200mほど先の鳥居まで続きますが、そこには「浅葉野庵」という人気の蕎麦屋があって駐車難民とのバトルの可能性もあるので、下の無料駐車場に停めた方が無難だと思います。

鳥居右手の上に立つ護摩堂の手前に解説版が設置してあり、ここから標高300mほど上・徒歩一時間近くを要する場所に建つ、昭和39年に重要文化財に指定された小菅神社奥社本殿についてのうんちくが書いてありました。
戸隠・飯縄と並んで山岳修験の道場として著名であったとのことですが、現在の両神社と比較するとずいぶんと賑わいに差が感じられます。

鳥居をくぐると、大雑把な石段が延々と続いて行くのが見えます。
両側は県天然記念物のスギ並木が続き、鳥居の外とは打って変わって爽やかな涼風が吹き抜けてとても快適となりました。

ただ、径そのものは登山道と荒廃した参道の中間くらいで、特に見るべきものも無いのですが、道中の少し目立つ岩には名前の表示がついていました。

こちらは加耶吉利堂(かなきりどう)跡。


登山道(参道)が沢沿いを離れて左手の斜面を登り始めると、ようやく名前を付けてもいいかなと思える岩壁が見えてきました。

「太鼓橋」は普通の板橋。

神社直前で唯一の展望が得られる場所がありました。

展望が開けるのではなく得られるだけです。

山頂を経て北竜湖方面へ向かう分岐を見送って、廃屋の前を過ぎると、上に天文年間の再建と推定される奥社が、隣の岩壁にめり込むように建っていました。
無事参拝して終了。

さて、一部のWEBサイトでは、小菅山(1017m標点)に登って北竜湖へ下る(地理院地図には山名・歩道共記載なし)内容が記載されているものがあり、今回当初はそのルートを考えていたのですが、登路の単調さから気力が失せてしまい、往路をそのまま下山してしまいました。

ちなみに、下山途中で後ろから追いついてきた女性二人組が山頂に行ってきたというので、話を聞いてみると...
  
・途中こんな看板があった。
・山頂表示を探し回ったがなかなか発見できず、地面に落ちていた板を拾ってみたら裏に山名が書いてあった。
・展望はなかった。
・「行かないのが正解だよ」
とのことでした。※

※人伝に聞いた話を要約したイメージです。事実かどうかは保証いたしかねます。


下山後に鳥居横にある護摩堂に寄ってみました。

後を振り返ると...
クマではなくてよかった。

●2026年9月22日(祝)
駐車場(11:30)→不動岩(12:10)
→小菅神社(12:25~13:00)
→駐車場(13:50)


2026年7月3日金曜日

宮島・弥山(ハイキング)



広島駅から山陽本線で30少々で到着するJR宮島口駅の改札を出て正面に進むと、広電宮島口駅の先にあるフェリーの改札にSUICAをタッチして船に乗り込みます。
JRと松代汽船の2社が運行するフェリーは、隣同士に並んでおり乗船方法も同じ。


たまたま乗船したJRのフェリーは、神社の鳥居の近くへと迂回して5分少々で宮島に到着しました。


世界遺産の厳島神社は船着き場の右側方向で、背後に立つ鋭い山が恐らくこれから行く弥山です。

立派な参道を進んで、海に浮かぶ鳥居を見送ると神社の入口に到着しますが、一旦通り過ぎて社殿を右に見ながらロープウェイ乗り場へと向かいます。


ロープウェイの駅は、神社から紅葉谷という公園の中を歩いて10分ちょっとでした。
片道¥1,100(往復¥2,000)のロープウェイは、循環式(スキー場のゴンドラ)から途中で交走式(いわゆる普通のロープウェイ)に乗り換えて、合計15分ほどで最上部の獅子岩駅に到着しました。
今回は梅雨の閑散期に、お昼直後の空いている時間帯を選んだため、ほぼ待ち時間なしで乗車できましたが、それ以外の時間帯では相応の混雑が予想されます。

ロープウェイを降りた獅子岩駅は、その名の通り獅子岩という展望台のすぐ下にあります。

展望台ではどれがどの島かを示す鉄パイプが設置されていました。

北東のロープウェイ乗換駅の向こう側に広島市街。

その右は厳島海峡を挟んで似島(左)と江田島(右)

南側は広島湾の入口方面。
好展望が広がりますが、もっと良い眺望を目指して弥山の山頂へと向かうことにします。

とてもよく整備された遊歩道を一旦下って登り返すと、20分ほどで「消えずの火」で知られた霊火堂に到着します。

が、何と今年の5月に燃えてしまったそうです。
世界遺産が焼失してしまい大変だ。。と思ったら、何と2005年にも全焼していたとのことでした。

霊火堂の向かいには大聖院の弥山本堂。

霊火堂横の階段の上に建つ三鬼堂から遊歩道を登って行くと、

すぐに観音堂と文殊堂というお堂があり、前の岩の上から眺望が開けました。

さらに楽しい岩くぐりのアトラクションを経て、周囲の展望が開けてくると、

霊火堂跡から10分ほどで、豪華な展望台がある山頂に到着。

巨岩の山頂からは、関東人が知らない日本の原風景である多島海が広がっていました。

左手前に尖った小黒神島と奥の大黒神島。右は阿多田島で、その奥の小島は甲島か?

その左は、ロープウェイ駅と獅子岩展望台の先に大奈佐美島(奥は江田島で右上は呉市街)。

左手前は絵の島、奥は似島。

広島の街も一望できました。

反対側の対岸は大野浦方面でしょうか。

ループ状になっている遊歩道を、往路の反対側に下ります。

海水の干満に合わせて穴に溜まった水の量が変わるという解説がある干満岩。

大日堂の階段を下ったところにある遊歩道の分岐を、霊火堂と反対方向へ5分ほど行った仁王門で、大聖院コースと大元コースが分岐するので、右の大聖院コースを下ることにします。

極めて良く整備された石段の遊歩道は、砂防堰堤を経ながら40分ほどで白糸の滝の社に到着。

神社の上に滝への分岐がありましたが、登り返すのが面倒なので社殿の横から...
ちょっとしょぼいが、あれが白糸の滝なのか?
もっと別にあるのか?

大聖院は滝のすぐ下でした。

大聖院から正面を下るとすぐに厳島神社の裏に出ますが、左手の山際を登ると多宝塔(国重文)に行けます。

多宝塔横の階段を下ると、民家の間から神社の裏、宝物館の前に降り立ちました。

弥山に向かう前は満ちていた潮が引いて、鳥居まで歩いて行けそうです。



翌朝に厳島神社と門前町を散策。
¥300/大人。

拝観開始すぐに、左側にある客神社の拝殿を抜けます。
客神社本殿の横の水たまりは、円形の湧水池から直線に水が流れ出す形から「鏡の池」といわれているそうで、同様のものが他に2個ありました。
向こうの石垣がロープウェイに行く道路の法面。丘の上の足場に覆われたビルが五重塔。
ここから見えるものを含めて、神社内の全ての建物や橋梁・鳥居が国の重要文化財です。

奥をぐるっと時計回りで本社本殿へ。

海上の舞台から本殿の反対側へ行くと、回廊は海に浮く能舞台を見ながら半周する形で続きます。

その回廊の途中にある大国神社と長橋。

天神社と反橋。

昨日山から下って来た宝物館の前にでてきました。

出口の前は大願寺があります。

大願寺の先の古い町並みをちょっと散策してみることにします。
厳島神社周辺の古い町並みは重要伝統的建造物群保存地区(重伝健)に指定されていますが、神社の西側は、ぱっと見古い町並みに見えるものの指定建築物は大願寺と清盛神社を含めて十数棟で、あっという間に終わってしまいました。

というわけで、清盛神社が建つ砂洲、西の松原を歩いて神社の反対(東)側へ。

フェリー乗り場への車道を登って行くと、「世界一の大杓子」がありますが、格納されているetto宮島交流館が開館してませんでした。
ガラス越しに大きなヘラが見えますか?

交流館の前の階段を登ると、龍髯の松という横にやたらと長い松の木があり、そこから更に階段を登ると、リフォーム中の五重塔と並んで豊国神社(千畳閣)の巨大な建屋がありました。

千畳閣の床下が通路になってました。

フェリー乗り場から神社に続く表参道の一本山側の「町屋通り」沿い周辺も重伝健に指定された街並みですが、開発が規制されているためでしょうか、飲食店で賑わう表参道と比べて寂しそうです。

そういえば、ここは「日本三景」の一つ。
最近は世界遺産に押されてちょっと影が薄い様に感じる日本三景ですが、いつ頃選定されたかのを調べてみたところ、何と、江戸時代初期とのことだ。
それって、「瀬戸内海」が命名される200年以上前のことなのか...

●2026年6月18日(木)

厳島神社からロープウェイ経由で弥山に上り、徒歩で下りてくる周回ルートは約2時間半。

途中休憩+ロープウェイ待ちを加えてのんびり歩くと4~5時間。

フェリー乗り場から神社往復+買い物&飲食だけだと約2時間。

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