2026年8月13日木曜日

惣角沢 (沢登り)

 熱中症リスクが高く、お昼前後からゲリラ豪雨が発生する酷暑日に、3時間未満で終了するショートな沢登りをしました。


都道33号線(檜原街道)の橘橋を右折してきた秋川沿いの水根本宿線を行くと、路線バスの終点藤倉バス停の横を流れている小川が惣角沢で、その惣角沢沿いの林道を1.5㎞ほど登って行くと、小林家住宅の駐車場とトイレがあります。

トイレ前の道路はヘアピンカーブとなっており、ここはバス停で駐車禁止のような古い表示がありますが、バスは昔に廃止となり、カーブの幅が広くなっているところは小林家住宅の職員の方が通勤用のクルマを停める場所として使われています。

雨乞の滝の表示から階段を降りて惣角沢を橋で渡ると、立派な遊歩道を10分ほどで雨乞いの滝に到着しました。

朝の谷は薄暗く、気分もどんよりしてきますが、この滝を登ります。

滝の左側には手すり付きの遊歩道が登って行ってます。
上には何があるんだろう?

暗い釜から這い上がって、流れの右側を登って行きます。

ガバというよりも、もっと大きなホールドやスタンスが豊富で、釜から這い出すのが最も難しいくらいの難度でした。

よく写ってませんが、こんな感じ。
階段というほどではないですがそれに近いかもしれません。

目の前に次の滝があります。

こちらは右から取り付いて、ヒョングっている中央部を潜り抜け、上部は左側を登るのですが...

離陸する部分のホールドが脆く、微妙なバランスで這い上がろうとすると水流に叩きつけられて落下ということを4~5回繰り返しました。
その後も、ヒョングリの下は隙間こそあれ、ごらんの通りの狭さなので、水圧に抗うのにはそれなりの労力を要しました。
落下しても深い釜の中なので、安心して何度でも挑戦できますが、登り切ったときには既に疲労困憊。

これまたすぐ上に3つ目の滝があります。

こちらは左壁がガバホールド。

こんな感じで快適に登って行くと、残置まで用意されていました。
なんで前後の滝よりも簡単なここにだけ残置が打ってあるのかが謎ですが、有難く使わせていただきクリア。
尚、この滝は落ちたちょうど真下の釜の中に大きな岩があるので、前後の滝の様に安易に落下すると惨事となるので、失敗は許されません。

そして、最も難度が高い4つ目の滝に取り付きます。

これは...
ほぼ手掛かりがありませんね。

流芯部のホールドを頼りに、ヒョングっている裏の空間を利用して極力水圧を受けないようにしながら遥か右上方のホールドに飛びつくそうですが...
空間が狭すぎ(水圧強すぎ)、右上のホールドが遠すぎました。

鼻と口に侵入した沢水を吐きだし、ボロボロになって敗退。
巻くことにして右岸の植林目指して登って行きますが...
植林に近付くと、周囲には抗うつ薬の錠剤や日本酒のワンカップの蓋が散乱しており、付近には造林作業用のものと思われる踏み跡も登場してきました。

というわけで、作業径を下流方向に歩いてみると、ほんの少しトラバースした後にトラロープが付いた斜面を下って行きます。
木の隙間からどこかで見たことがあるような滝が垣間見れたかと思う間もなく、手摺が付いた遊歩道に降り立ちました。

一時間ほど前に窒息しそうになりながら登った滝が見下ろせるではありませんか。

手摺に沿って降りていくと、出発時に雨乞い滝に取り付いたところに帰着しました。
周囲がだいぶ明るくなった一方で、水がすごく濁っている原因は自分なのか?


当初の目論みでは、ある程度遡行してから陣馬尾根に登り、登山道経由で小林家住宅を見物して降りてこようとしていたのですが、あっという間に駐車場に帰ってきてしまいました。

というわけで、本当は寄り道するつもりだった小林家住宅のみを目的として訪問してみることにしました。
住宅は、駐車場から出発する林業用モノレールに10数分乗って行く尾根上にあります。
電話予約をすると職員の方が定時運行するモノレールに乗せてもらえますが、ここは圏外。
電波のあるバス停付近まで戻って電話するよりも歩いて登った方が早そうなので、歩道を20分ほど登って到着。
ツツジの季節は混雑するそうですが、酷暑日の平日だったこの日は、お昼時点で訪問者も予約も全く無く、重要文化財を独り占めしてのんびりできました。

夏は数週間放置するとジャングルジャングル化してしまう環境ですが、管理人の方が精力的に手入れされているため、至極快適です。
竈を焚いているためか、鬱陶しくまとわりついてくる虫も寄ってきません。
モノレールの送迎含めて全て無料。
さすが東京都。

●本日の反省…沢登りしなかった?
 入渓が雨乞いの滝で、沢の中を歩いたのは4つの滝の間の数十メートルのみだった。
 右岸の作業径を知ってしまえば、(最後の滝から上に見るべきものがないとした場合、)実質シャワークライムのみで、ゲレンデといっても良い場所だった。
 近年あまり多くの記録を見ないが、なぜだろう?

●2026年8月7日(金)
小林家住宅駐車場(8:10)
→雨乞滝(入渓:8:20)
→F1(雨乞滝~8:30)→F2(~9:20)
→F3(~9:30)→F4(中退・脱渓;10:00)
→右岸作業道→雨乞滝(10:20)
→小林家住宅駐車場(10:30)


2026年8月6日木曜日

くらがり渓谷(ハイキング)

 関東の人には全く馴染みが無い「くらがり渓谷」は、本宮山県立自然公園にある夏でも比較的涼しい岡崎市民の憩いの場です。


新東名高速道路岡崎東I.C.を降りて、国道473号線を額田方面に行ってすぐの樫山町秋月交差点を右折して県道37号(岡崎作手清岳)線を10数km走ると、くらがり渓谷の有料駐車場に到着します。

駐車場に掲示してある渓谷MAPを見ると、「くらがり八景」https://okazaki-kanko.jp/documents/mizutomidori/kuragari/information.pdfなる景勝?ポイントが記載されていたので、8つを制覇してみることにしました。

第1景の「不動の滝」は駐車場の出口ゲートの下にありました。

次のポイントに向けて観光案内所から渓谷に入って行きます。

渓谷は、バンガロー、コテージ、ログハウスやキャンプ場があり、釣りやBBQなど何でもできる一大娯楽施設で、多くの家族連れや外国人技能実習生と思われるグループで賑わっています。
これはすごい。
みんなで川に浸かって本当に楽しそうです。

さっそく第2景の「さるとび岩」の表示がでてきました。

第3景の「岩根の杉林」の表示は発見できませんでしたが、恐らくこの辺りのことでしょうか。


マス釣り/つかみ捕りの受付がある、くらがり山荘に到着しました。
第4景の「猿神の鬼押し出し」は、この付近にあるはずですが...

管理用の軽トラの脇にひっそりとありました。

どれが「鬼押し出し」なんだろう?

渓流に沿って上へと行きます。

第5景の「かえで並木」が登場してきました。
この辺りから、最初は次から次へと登場した八景間の距離が、だんだん遠くなってくるのに、一抹の不安を感じ始めます。

5分ほどで次の第6景、「もみじ橋と岩舞台」。

第7景は「おきな渕」ですが、横を流れる渓流には幾つかの渕が登場します。

もみじ橋から15分ほどでおきな渕がありました。
これまでに登場してきた渕と比較して、ことさら名前を付けるほどの渕かどうかは疑問ですが、あと一つとなりました。

林道は流れに沿ってどんどん登って行きます。

そして、渓流には時折滝がありますが、まぼろしではなさそうです。

おきな渕から30分弱。駐車場から一時間ほど歩いて汗だくとなったころに四阿が登場しました。

四阿の先のヘアピンカーブ2つめほどのところに、ようやく第8景「まぼろしの滝」の表示がありました。

草むらの踏み跡を下ったすぐ先にあった、これがまぼろしの滝か?
うぅ~む。

●2026年8月1日(土)
くらがり渓谷第一駐車場・不動の滝(12:30)
→キャンプセンター(12:35)
→さるとび岩(12:40)→岩根の杉林?(12:43)
→くらがり山荘・猿神の鬼押し出し(12:50)
→かえで並木(12:55)→もみじ橋と岩舞台(13:00)
→おきな渕(13:15)→まぼろしの滝(13:40)
→駐車場(14:35)


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