2026年から新設された40℃超えの「酷暑日」が、梅雨明けと共に全国各地で頻出されてきました。
酷暑が予想される日に、日本を代表する泳ぎ沢に行ってみることにします。
全国区の泳ぎ沢「川浦谷川」は上級者向けなので、難度が数段低い支流の西ヶ洞谷を遡行します。
川浦谷の吊橋から入渓して少しの区間遡行し、西ヶ洞出合から大釜までを往復するという、2022年にサワグルイに紹介されたそのまんまの行程です。
岐阜県道52号線(あじさい街道)を北上し、板取新宮神社付近で左折して川浦谷方面へと行くと、川浦谷の駐車場の先に新深山トンネルがあります。
トンネル入り口左側にある空地にクルマを停めて旧道を歩くと、すぐに「火の用心51」の小さな標識から川へ降りていく作業径を発見。
下って行くと立派な足場が川原まで続いており、立入禁止の吊橋を渡った先から遡行を開始しました。
渡った吊橋を背に進むと、満々と水を湛えた川となりました。
川原がなくなったところは背が立たない淵となっているので、ライフジャケットの威力を生かして泳いで行きます。
東日本ではあまりお目にかかれない水の色が素晴らしい。
泳ぐこと45分で西ヶ洞との出会いに到着。
左俣の西ヶ洞の入口は門のようになっています。
泳いで門を抜けた先は基本的に川原歩きで、時折淵があらわれますが、基本的には脇を歩いて行けました。
たまに人工物が見かけられ、上の尾根から犬の鳴き声の様なものが聞こえてきたりします。
出合から30分少々で謎のトンネルの横を通過。
もっと出合からすぐのところにあるのだと勝手に思っていましたが、裏を返すとここくらいしかランドマークが無いとも言えます。
稀に用途不明のマーキングテープが垂れる川原を歩いて行きます。
トンネルから更に遡行すること一時間少々で、右岸から2つ目の滝が落ちてくると、そろそろ大釜が近づいてきます。
淵の先で右岸から崩れ落ちた岩塊を越えると、歩いて通過できないゴルジュとなります。
左岸の壁にロープの残骸がありますが、全く役に立たないので泳いで通過すると、そこに大釜がありました。
残置ロープが垂れていて左岸のテラスに登ることができるので、上から見下ろします。
全体はこんな感じ。
滝の上もちょっと見てみることにします。
すぐ上に小滝があり、その先で川は右へとカーブしています。
カーブの先は両側が狭まるものの、これまでと似たような川原が続いていました。
そして、カーブの右岸には滝がありました。
ここで引き返すことにします。
大釜を落ちないように通過し、往路の川原歩き。
泳げるところはそんなに多くありませんが、可能か限りどんどん泳いで時間を節約します。
川浦谷出合手前のゴルジュを流されながら通過します。
3時間半前に出発した、謎の足場のような残骸が残る出合に戻ってきました。
川浦谷を遡るとすぐに、左岸に意味不明のロープが垂れており、その淵を歩いて通過すると左岸の岩の上に赤テープが見えたので、テープを辿って旧道に戻ります。
すぐに赤テープを見失い、踏み跡が濃い左手に進みましたが、本当は直上していくのが正解かもしれません。
●本日の反省…アブ対策は必要かも。
西ヶ洞に入ってから、日の当たる川原で少し立ち止まるとアブの様な昆虫がたくさん寄って来た。
鬱陶しいものの往路では特に被害がなかったが、それはこの虫が水面近くを飛行する性質の所以であることが帰路で判明した。
頭だけを水面から出して泳いでいると、目と同じ高さの水面全体にアブが飛び回っているではないか。そしてそいつらは冷たい水の上で唯一赤外線を放出する場所へと...
出発前は特に意識していなかったが、偶然ザックに入って居た防虫ネットが大活躍した。
川浦谷本流ほどの迫力はないかもしれないが、東日本にはない規模の水量かつ穏やかで美しい流れが満喫でき、遠くまで出かけた甲斐がありました。
おススメ通り川浦谷の上部も遡行するのがGOOD。
●2026年7月31日(金)
新深山トンネル南口(9:00)
→川浦谷川吊橋(入渓:9:10)
→川浦谷遡行→西ヶ洞出合(9:55)
→西ヶ洞遡行→左岸トンネル(10:30)
→大釜(11:30~12:00)
→左岸トンネル(12:50)→西ヶ洞出合(13:20)
→川浦谷遡行し脱渓(13:30)→旧道(13:45)
→新深山トンネル南口(14:00)
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