2026年10月24日土曜日

志賀高原 池めぐり(ハイキング)

 志賀高原ビジターセンターのトレッキングコース一覧サイトには19のトレッキングコースが紹介されています。

https://visitor-center.shigakogen.gr.jp/trekking/

その中から相互に接続されている4つのコース(池めぐりりコース、志賀山登山コース、清水新道コース、自然探勝コース)の一部をつないでぐるっと周回する秋のハイキング。



国道292号線(志賀草津道路/浅間・志賀・白根さわやか街道)の木戸池(下高井郡山之内町平穏)付近にある路側の広い空地にクルマを停めてスタート。
脇道の下に見えるのは木戸池温泉ホテルで、国道の反対側に立つ遊歩道の分岐案内を渋池・四十八池に向けて登り始めます。

暗い樹林内を10分少々登ると笹原の疎林となり、木戸池から標高150ほど高くなると平坦地となって針葉樹林に入ります。

樹林内に敷かれたのツルッつるの木道を行くと、視界が開けてひょうたん池に到着しました。

ヒョウタン形の2つの池はつながっておらず、池の間を木道が通過します。

ひょうたん池からは遊歩道の様な登山道となり、15分ほどで夏季営業リフトが運行されている前山湿原からの遊歩道が合流する渋池に到着。
出発以降はじめて人々が行き交う光景となりました。

渋池から林道の様に整備された遊歩道を20分ほど歩くと、これまで同じ道だった池めぐりコースと志賀山登山コースの分岐となります。
志賀山登山道の左へ。

湿原っぽいぬかるみの上の滑る木道を300mほど行くと急登が始まりました。

途中一旦傾斜が緩むところで右下にお釜池と思われる小さな池がありましたが、写真に写すと池だとわかりません。

標高差100mちょっととは思えない登りを終えると、五葉松という標識がある山頂部の一角に登り着き、平坦な稜線の少し先が横手山方面の展望が開ける志賀山山頂でした。

お隣の裏志賀山へと向かうべく、笹の斜面を下って行きます。

二つの山のコルにある黒姫池付近まで標高差100m弱下って、振り返った志賀山。


そのまま登り返すとでてくる分岐を裏志賀山の方へと左折すると、すぐに展望が開けて眼下に紺色の大沼池が見下ろせました。

ほんのちょっと先へと行くと志賀山神社が立つ裏志賀山の山頂ですが、こちらは展望が無く、神社の少し先にある通行止めのロープまで行くと大沼池の全貌が見下ろせました。

それでは、あの池の畔まで行ってみたいと思います。

裏志賀山から大沼池へ行くには、四十八池方面へと登山道を下り、池めぐりコースと合流した後に東側の斜面を下って行きます。

鳥居が立つ池めぐりコースの分岐に降りてきたので、四十八池にちょっと寄って行きたいと思います。


鳥居から200mほどの区間に木道が敷かれており、その先にあった休憩に適した四阿までピストンしました。
四阿付近からは志賀山がよく望めます。

さて、鳥居まで引き返して大沼池方面の径へと入ると、幅広い登山道はたちまち泥田と化して、その中に戦車が通った跡が続きます。

キャタピラーの跡は登山道が崩れた工事現場まで続きましたが、そこから先は一変して乾燥した良い道となり、大沼目指して階段を下って行きます。

大沼池の畔まで来ると鳥居への分岐があったので、池にせり出した半島の先端にある鳥居に寄ってみました。

鳥居とセットで2つの祠がありましたが、大蛇神社というちょっとコワい名前。

登山道に戻ると少し先にレストハウス(営業してませんでした)が建っており、その前の広場が気持ちの良い休憩スペースとなっていました。

さきほどこっちを見ていた裏志賀山も良く見えるよ。

休憩して湖畔の径を反時計回りに周回していきます。

池の中の鳥居が対岸に見える頃に堰堤に到着して、そこから先は林道歩きとなります。

30分ほどで登山道が分岐。どちらもバス停まで同じくらいの時間ですが、距離が短い右の登山道を選択しました。

森の中を歩くこと30分ほどで貯水池の上を渡ると、車道に出ました。

車道を登って行くと、先ほど歩いていた林道が合わさり、トイレと広い駐車場がある池めぐりコースの終点、大沼池入口のバス停に到着しました。

ここから長池方面へと向かう清水新道の入口は、大沼池入口駐車場の車列の後ろ側からひっそりと始まります。

漠然とこれまでと同じ登山道をイメージしていたのですが、足を踏み入れた途端に雰囲気は一変して、積み重なる巨岩に根を回す鬱蒼とした森の道。というよりも、激しい凹凸を桟道で越えて行くダイナミックな登山道です。

木道の上に積もるヌメった落ち葉で足を滑らせると今日が終わってしまいそうなところも出てきて、なかなか楽しめました。

小尾根をトラバース気味に越えると、ジャイアントスキー場に出るので、背後に館山スキー場を望むゲレンデを登り、リフト終点から木の階段を登って小さな丘を越えると、信州大学志賀自然教育園の敷地のトイレ横に降り立ちました。
清水新道はここで蓮池から登ってくる自然探勝コースと合流し、すぐ下の国道にあるバス停でおしまいとなります。

自然教育園は長池の畔にありますが、その国道のバス停の向こう側にある下ノ小池にちょっと寄ってみたいと思います。
国道を渡ったカーブの脇の階段を降りていくと小さな湿原があり、その先の舗道道路を渡ったところに小さな池がありました。
遊歩道は京大ヒュッテ・蓮池スキー場を経て蓮池へと続いていますが、今回は引き返して自然教育園に戻り、長池の畔を進みます。

長池と国道の間を行く遊歩道は、対岸の国道をクルマが行き交う上ノ小池へと続きます。

上ノ小池から階段を登った上は日影湿原という広場で、この辺りは段々畑のように沼や湿原が連続していきます。

日影湿原の上は三角池。

三角池の先で国道を渡り、ベンチの丘を越えたら、眼下に田ノ原湿原が望めてきました。

地図を見るだけでは想像できない、広々とした爽快なところではありませんか。

向こう側の山際を国道が走っており、びゅうびゅう車が通りますが...

丘を越えて行く遊歩道からは湿原全体が見渡せました。

丘の裏側は出発した木戸池です。

湖畔に立つ木戸池温泉ホテルの源泉かけ流しの湯は¥700。
午後4時を過ぎると玄関から日帰り入浴の看板を片付けてしまいますが、よほどの事情が無い限り夜まで受け入れてくれます。

渋峠を越えて帰宅。

●2026年10月17日(土)
木戸池(9:05)→ひょうたん池(9:35)
→渋池(9:50)→志賀山登山道入口(10:10)
→志賀山(10:40)→奥志賀山(11:10)
→四十八池(11:50~12:05)
→大沼池(レストハウス;13:00~13:15)
→堰堤(13:30)→大沼池入口バス停(14:20)
→清水新道→長池(15:00)→下ノ小池往復(10分)
→上ノ小池(15:25)→日影湿原(15:30)
→三角池(15:35)→田ノ原湿原(15:45~16:00)
→木戸池(16:10)

GPXファイルのダウンロードはこちら。


■オマケ…志賀高原のその他の池沼

今回の周回コースの他にも志賀高原には沼が点在しています。
そのうちのいくつかにも行ってみました。
どれも駐車場から至近距離にあります。

■水無池
 水無池は、長野側から志賀高原に登って行くと最初にある池です。
 潤満滝の2つ先のヘアピンカーブで、ジャイアントという標識が左折を指す白樺ルートとの分岐にある駐車場から歩いて5分のところにあります。

 標識に従って登山道を歩くと池の畔となり、琵琶池を経由して観光協会・蓮池方面へと抜けていきます。


■琵琶池・一沼

 この二つの池は、志賀高原道路のサンバレー駐車場(サンバレースキー場前のカーブにある広い駐車場)のすぐそばにあります。

琵琶池は駐車場から見下ろす森の中にあり、SUP講習などを行うマウンテンディスカバリーの事務所に向けて歩いて下るとすぐ湖畔に到着します。

上にある丸池から導水路で水が流入し、発電の調整池として使用されていますが、琵琶池そのものは天然湖だそうです。

SUP事務所横の小径を登って行くとすぐに一沼の遊歩道に出ます。

こちらは国道を走る車が良く見えます。

国道の歩道を歩いてサンバレー駐車場へ。



■丸池

 サンバレースキー場前の国道を登ると、すぐ横に丸池があります。

国道を挟んで琵琶池の上部にあり、国道の両側に駐車場があります。
特徴的な坊寺山を湖面に映しています。



■蓮池

 蓮池は、志賀高原の中心地ともいえるビジターセンター・観光協会に隣接しており、トレッキングコースの自然探勝コースやサンシャイントレール、ゴンドラを乗り継ぐ志賀高原ゴールデンラインの起点となる場所です。
 裏志賀山で会った地元在住の写真家の方が、池の向こうに見える山の駅の建物の少し先からは、志賀高原随一の絶景が広がると言ってました。 機会があれば行ってみようかな。


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