2026年4月8日水曜日

岩櫃山(ハイキング)+観音山

 


岩櫃城跡・岩櫃山

吾妻線群馬原町駅から2kmちょっとのところにある広い駐車場にクルマを停めて、舗装道路を1分登り、観光案内所でガイドマップを受け取ってスタートします。

岩櫃山と岩櫃城跡の入口は案内所の奥にありますが、その前に逆方向にある天狗丸と岩櫃神社に寄ってみます。

案内所でいただいた縄張図によると、天狗の丸は奥の神社共々出城とのことです。

それでは、本題の岩櫃山(あの山か?)に向けて案内所まで戻り、登山口に入ります。

すぐに本丸跡とも書かれている尾根通りが左に分岐しますので、そちらへ行くと、5分ほどで中城という緩斜面に到着。

その先を標識に従い、右の本丸方向へトレンチ状の径を登ると、中城を見下ろす恐らく三の曲輪あたりから空堀や土塁が並んできました。

その先のベンチがある場所から上を見上げると、上段の本丸(一の曲輪)に向けて急斜面をクランク状の空堀が走っています。

遊歩道の階段を登って行くと、左手にその空堀を見ながら二の曲輪の上部へと登り着き、蛇行する堀の上部を渡って階段を登ると、本丸址に到着しました。

先ほど見上げていた防御陣地を見下ろします。
きれいに整備された城跡の主要部はここまでで、尾根通り登山道を奥へと進みます。

すぐに並走する沢通り登山道と連絡する分岐となりますが、そのまま尾根通りを登って行くことにします。

尾根通りは、城塞の遺構の雰囲気を少しだけ残す名前通りの尾根道で、すぐ右下に沢通り登山道を見下ろしながら登って行きます。

この沢の底を通る登山道からこちらを見ると、

こんな感じ。

徐々に岩がちな山肌を見ながら登っていると、天狗岩の先で本当に岩場となりました。

薄っすらと見える踏み跡を辿って行きます。(最初から巻くこともできます)

一旦尾根の左側をトラバース気味に下り、巨岩が並ぶ中を階段で登り返すと、間もなく左から赤岩通り登山道が合流してくる六合目です。

六合目のすぐ右手(北)が沢通りが合流してくる櫃の口という分岐で、巨大な岩壁(天狗の蹴上げ岩?)の右の暗がりが山頂への道です。

ここからは巨岩の間を縫って一気に高度を稼いでいきますが、10分も登ると稜線の青空が見えてきて、

クサリ場のちょっと先で九合目となり一気に展望が開けました。
山頂が指呼の間に望めます。

あっちからこっちを見るとこんな感じ。

クサリ場で小さな鞍部を通過すると、あっという間に山頂の岩頭下に到着。

クサリ場を登って標識の横に立つと、

うっかり飛び降りてしまいそうな断崖の上でした。

右は吾妻川上流の吾妻峡・長野原方面。
四阿山や白い志賀高原方面も見えるよ。

対岸の浅間隠山(見えるのか?)方面。

下流の中之条方面は谷川連峰が見えました。

さて、展望を満喫したので、先へと進みます。
郷原駅方面への密岩通り登山道は、山頂のクサリの下から、先ほど落っこちそうになった崖の下をぐるっと迂回して下って行きます。

振り返って山頂がこのくらいとなったところで、

鷹の巣遺跡への分岐がありましたが、途中でスリップするとシャレにならないので、寄らずにどんどん急降下していきます。

そして、「天狗の架け橋通行止め」の標識を通行止めでない左の方に行くと、その架け橋の下へと下って行くクサリ場。

下にあるハシゴを登ったところも通行止めとは書いていない(いや、書いてたかも…)ものの、行って欲しくないオーラが強く発せられてたので、残念ですが橋の上に立つのはやめておくことにします。

天狗の架け橋のすぐ下は尾根の鞍部となる六合目で、降りてきた径を振り返ります。

ここで左折して谷を下って行きます。

岩壁の間を急降下した後は、谷の斜面を階段で急降下し、四合目から植林に入ると登山口に到着。

風景は一転して、長閑な古谷の集落を岩櫃山を横目に見ながらのんびりと歩いて行くと、大隅桜という満開の巨木がありました。
大隅桜の先にある古谷の丁字路は、郷原駅を通過して平沢登山口まで山裾を巻いて行く真田道と、潜龍院跡から尾根通りへと登る赤岩通りの分岐点で、当初は下山して真田道を行こうかと思っていましたが、大きく迂回するため駐車場に戻るのに一時間以上を要してしまい、標高200m弱を登り返す赤岩通りでショートカットした方が早いのではないかということに気付きました。

というわけで、古谷登山口の方へ下らずに直進して「潜龍院跡」の案内に従って集落を歩いて行くと、大隅桜から10分足らずで潜龍院跡に到着。
ここは赤岩通りと十二様通り(旧赤岩通り)が分岐する場所ですが、十二様通りは通堂止めとのことなので、石垣の横にある日本の柱の間を通って赤岩通りを登ります。

赤岩通りは急登であるものの、それなりに整備されていてサクサク登ることができました。
最後は名前の由来なのか、赤い岩盤をスリップしながら鎖で登って五合目の旧道分岐で十二様通りと合流。

トラバース気味に尾根通りに向けて登って行くと、先ほど尾根通りから登り着いた六合目の赤岩通り分岐に到着しました。
潜龍院跡からここまで25分。

後はすぐそばにある櫃の口から沢通りを下って行きます。

20分ほど下って出てくる分岐を右の平沢登山口方面に入り、沢の右岸を行くと、やがて登山道は空堀(薬研堀跡)の底となり、登山口の観光案内所が見えてきました。


思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら


●2026年4月6日(月)
平沢登山口駐車場/観光案内所(8:50)
→天狗の丸・岩櫃神社(9:05)
→中城(9:18)→本丸(9:35)
→四合目(9:43)→尾根通り登山道
→天狗岩(9:50)
→六合目(潜龍院跡分岐)・櫃の口(10:05)
→沢通り→九合目(10:18)
→山頂(10:25~10:40)→密岩通り
→天狗の架け橋(11:00)→六合目(尾根鞍部;11:05)
→密岩通り登山口(11:24)→大隅桜(11:30)
→潜龍院跡(11:40)→赤岩通り
→旧道分岐(12:00)→櫃の口(12:05)
→本丸址分岐(12:25)
→平沢登山口駐車場/観光案内所(12:30)





観音山(柳沢城跡) 【オマケ】

岩櫃山の平沢登山口へと向かう道中の右手に、観音山・不動滝というちょっと気になる表示があったので、ちょっと寄ってみました。
場所的には↓円の中に当たるところ。

川沿いの駐車スペースの一段上に不動堂があり、横から不動滝が見下ろせます。

さて、メインの観音山は?
東吾妻町のウェブサイトに詳しいので、そちらでどうぞ。

ここではお散歩した画像を並べていきます。

不動堂横のすぐ上の奥に見えるハシゴは胎内窟という穴に入るためのもので、前を通過して登って行きます。

すぐ左上は北向観音という穴。

その先で遊歩道は直進っぽく登って行きますが、右上に登ると金掘穴の先で象ヶ鼻へと続いて行きます。
ヘッドランプをクルマに忘れたので、中には入りませんでした。
残念。

象ヶ鼻で径が分岐します。左は見晴台経由山頂とのことなので、何となく南大岩経由山頂となっている直進へ。

どれが南大岩なのか?

と思っていると、南大岩窟の標柱があり、崖の上部に大きな穴が。

南大岩とはこの辺り全体の呼称なのでしょうか。

大日の窟の表示があり、どこなのかと探していると、秘密の窟と書いた穴が。

その先の東大岩窟を過ぎると、大岩壁は徐々に普通の斜面となって行き、山頂直下に登り着きました。
この山は柳沢城(岩鼓の要害)の跡とのことで、最頂部の周囲は郭状に平坦地となっていました。

一段上の山頂は原町の盆地の眺めが良かったです。

見晴台経由で帰ったけど、見晴台には気付かなかった。

ここだけでも十分楽しめました。

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