2026年4月2日木曜日

鍋倉山(BCスキー)

 


JR戸狩野沢温泉駅から県道95号(上越飯山)線の舗装道路を登って行くと、無雪期は鍋倉山の登山口の起点となる温井多目的交流センターのすぐ先で除雪終了点となるので、長い路肩の縦列駐車に加わってから雪の上を歩き始めます。
近年大人気の鍋倉山のバックカントリー情報は、BC鍋倉フィールドのサイトに大変詳しく、かつリアルタイムに近い情報を掲載いただいているので、ここでは里と山の雪の量の画像を中心に掲載します。

最初のヘアピンカーブをショートカットする形で登るルートはそろそろ限界を迎えつつあり、豪雪の地も温暖化の影響を受けるようになってきました。

県道のショートカットが終わるとすぐに田茂木池のある平地となります。

左の立入禁止の私有地に入らないように鍋倉小屋の上を通過して、田茂木池を見下ろす県道のヘアピンカーブへ。

田茂木池の上にあるもう一つの池を右に見下ろしながら緩斜面を登って行くと、無雪期には「巨木の谷チェーン着脱場」がある辺りの右側から徐々に谷が近づいてきて、鍋倉山の東側に延びる尾根に沿って続いていきます。

左側の急斜面に取り付いて直接山頂に向かっても良いのですが、谷の右岸に沿って斜面をトラバース気味に徐々に登るのが楽なので、まっすぐ進んでいくとコルのスカイラインが見えてきて、久々野峠に到着しました。
鍋倉山と黒倉山の鞍部にある峠です。

そこから尾根を15分ほど登ると山頂に到着。

南西は遠く斑尾山から続いてくる信越トレイルの尾根。

その左は千曲川の谷。

対岸の野沢温泉スキー場

千曲川が流れていく方には関田山地が続いて行きます。

その関田山地の稜線の向こう側は新潟県上越市板倉区。

目を凝らすと今は営業を止めてしまった光ヶ丘高原の施設が散在しています。

東側には頚城平野。日本海は空との境界がはっきりしません。

それでは、ブナの森を滑って帰ります。

稜線が徐々に細くなってくると樹木が混みはじめたので、左側の急斜面を一気に滑って往路の緩斜面に降り立ち、登って来た場所を滑り降ります。

ブッシュの激突に注意しながら最後の県道カーブをショートカットして帰着しました。
日差しも気温も雪質もすっかり春となりとてもリラックスできました。
往復だけだとあっという間で、ちょっともったいなかったかな。


●2026年3月28日(土)
温井(7:30)→田茂木池(8:00)
→谷の入口(9:00)
→黒倉山とのコル(10:05)
→鍋倉山(10:20~10:55)
→田茂木池(11:20)→温井(11:30)

GPXファイルのダウンロードはこちら。


2026年4月1日水曜日

空沢山(BCスキー;笹倉温泉から)

 日本の山スキーの聖地、頚城山塊の山々を一堂に見晴らす空沢(からさわ)山へ。


糸魚川市大平、笹倉温泉 龍雲荘から150mほど離れた湯之河内梶屋敷線の路肩が広くなった場所にクルマを停めると、雪に埋まっていると思っていた林道はしっかり除雪されており、スキーとブーツを背負って歩き始めます。

積雪期に放山や空沢山に向かう人が登って行く林道を見上げるところからスキーを履いて雪の上を歩き始めます。

烏帽子岳・阿彌陀山を背景とした里を見下ろしながら登る林道を歩き始めるのに要した時間と距離は、焼山登山者が停める駐車場からと大差ありませんでした。

標高580m付近から林道を離れて雪の多い斜面を登り始めると、徐々に積雪が増えてきて左手(東側)の尾根上に乗れるようになり、尾根の反対側にある謎の平地を見下ろしながら尾根とも山裾ともつかない不明瞭な樹林の斜面をどんどん登って行きます。

832m標点の台地を右に見る頃から徐々に視界が開けてきて、入り組んだ細い尾根と谷を縫いながら急斜面を登り終えると、見晴らしの良い台地の上に出ました。
正面には火打山から空沢山を経由して放山へと続く、通称空沢尾根のスカイラインが左右に広がります。

右側は火打山、焼山、高松山の大展望。

更に右手には昼闇山から鉢山、海谷山塊の阿彌陀山から烏帽子岳が並びます。

緩やかな尾根を登って行くと、空沢尾根があっという間に近づいてきたので、放山から続く尾根の最高点を右側から巻いて尾根上に立つと、反対側の上越・妙高市境の山々の展望が飛び込んできました。
右の雲が懸かった目立つ山が不動山でしょうか。
その左に続く平たんな山々の裏側は新井の町ですね。

南側は、尾根がアップダウンしながら火打山へと続いています。
この尾根のどこかに空沢山があるはずなのですが...
目指す空沢山の標高は1421mで、今立っている場所と200mちょっとしか違いません。
高さ的にはあっという間のはずですが、下りが3回ほどあり、累計で高度を100m少々落とします。

一旦下って1194m標点に登り返すと、下には平坦な雪庇の尾根が続き、

その尾根の先の鞍部でまた雪庇の尾根を歩いて鞍部に降りると、ようやく最後の登りが始まりました。

標高1140mの最後のコルから130mほど登った台地に立つと、右側の尾根の上に(どこが山頂なのかはっきりしない)空沢山が指呼の間に望めます。

雪庇の切れ間から尾根に乗り、空沢山に到着。

歩いてきた尾根を振り返るとこんな感じ。

すぐ南西側に展望台の様な突起があるので行ってみると、そこは素晴らしい大展望。

こちらは火打山へと続く尾根

出発した笹倉温泉がある早川の谷。

白いピラミッドの容雅山と左隣の不動山。

それでは、往路の台地に向かって滑って帰ります。

ただ、すぐに登り返しとなるので、ダラダラ続く雪庇の下の斜面をダマシながら滑って行き、

次のコルでシールを再装着して1194m標点を越えて行きます。

笹倉温泉へと下る尾根が合流する放山の尾根の最高点までやって来て振り返ると、空沢山も含めて雲に隠れてしまいました。

あとは笹倉温泉へと往路を滑るのみです。

用水がトンネル状になった危うい雪の上を越え、舗装道路を歩いて渡って、道路脇に細く残った雪の上を片足で滑りながらクルマまで残り50mのところで終了。


●2026年3月26日(金)
笹倉温泉(8:05)→1079m標点(10:30)
→放山最高標高点(10:55)
→1194m標点(11:15)
→空沢山(12:45~13:00)
→1150m凸のコル(シール装着;13:40)
→1194m標点(14:00)
→放山最高標高点(滑走再開;14:15)
→笹倉温泉(15:15)

GPXファイルのダウンロードはこちら。


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