
京浜急行本線 平和島駅の東口を出て、第一京浜(国道15号線)沿いに右手に進んだ大森東交差点から海側を並行に走る美原通りに入ると、そこは旧東海道でした。
旧東海道を100mほど進んだ内川橋で左折して川沿いを行き、次の橋(下流側に水門が見える「新橋」)を渡って道なりに歩いた先のゴルフ練習場のY字路を一旦右へ。
最初の目的地の「大森ふるさとの浜辺公園」は左折の標識がありますが、今日は一旦右へ...
この通りの右側には、かつて昭和の中頃まで江戸前から大森方面へと物資運搬に使われていた貴船堀が並行していますが、その跡地への入口は通行止めとなっていました。
なので、少し迂回して貴船児童公園からかつての掘跡につくられた貴船堀緑地に入りました。
緑地は住宅やマンションが並ぶ間を300mほど続き、行き止まりとなるので、左後方にある”ふるさとの浜辺公園”の標識に従って海の方向へと行くと、右側は船溜まりとなりました。
小さな船溜まりは貴船堀橋で海へとでましたが、そこが大森ふるさとの浜辺公園の南端で、北側には公園の白砂の浜辺が広がりました。
東京港の水であることを除けば、南の島のリゾートにも見える(そこまで言うと少し無理があるか...)ビーチ沿いに歩いていると立派なレストハウスまで建っているではありませんか。
公園は、レストハウスのそばの浜辺橋で対岸にも続いていたので、渡って先へと進みます。
同じ公園の対岸は「ふるさとの広場」という児童公園で、水面管理防災施設の船着き場や、「大森海苔のふるさと館」という資料館もありました。
川崎市と接する多摩川沿いは殺風景ですが、こんなところに隣県にバレないように「ふるさと」にこだわった充実した施設をつくっていたとは。すごいぞ大田区。
ふるさとの浜辺公園の敷地は、お隣の平和の森公園へと続いています。
こちらはフィールドアスレチックの公園で、アスレチック利用者以外はフェンスの外の細長い空間を歩きます。
フェンスの中を覗くと、広い池の上にスリリングな遊具が並ぶなかなか楽しそうなところでした。
そして、平和の森公園は環状7号線(都道318号線)の都大橋で南北に分断されていました。
環七通りの北側にはひょうたん池という水たまりがあり、
その先には芝生の広場がありました。
平和の広場という広い芝生で、一番奥には平和の像がありました。
そういえば、ここは平和島。
ではなく、正確には本土と平和島を分断していた平和島運河を埋め立てて造成された公園だそうです。
道理で広くて水たまりが豊富です。
公園を抜けると、かつての平和島運河は勝島南運河という名前でその先に続いており、競艇場になっていました。
次の目的地となる東京港野鳥公園へと向かうべく、平和島一丁目交差点の向こう側にある平和島公園を周回していきます。
平和島公園はスポーツ施設の公園で、キャンプ場まであります。
このキャンプ場、名前の通り本当に夜も泊まれるキャンプ場で、BBQやキャンプファイヤーも可能。但し、食材調達や消防署への届け出、ゴミの処理は自己責任。クルマでの搬入はおろか電源もWi-Fiもなしというなかなかワイルドなルールですが、ショッピングモールが隣接しています。
そのキャンプ場のトイレ付近から、平和島第2歩道橋を延々と渡って行きます。
歩道橋は首都高1号線を越えて、モノレールの流通センター駅に出るので、でモノレールをくぐって大和大橋で京浜運河を渡ります。
大和大橋を渡ったところにあるヤマト運輸の物流基地の前から歩道は東海緑道公園となり、その先で首都高湾岸線・東京湾岸道路(国道357号線)を横断すると、間もなく野鳥公園の入口に到着しました。
スロープを登ったところにある管理事務所で、¥300で入園券を購入。
先ずは東西に分かれるエリアの西側にあるエリアへ。
自然学習センターの先に西淡水池という池があり、自然生態園なるものもありました。
池の畔には野鳥の観察小屋が2棟立ってます。
管理事務所に戻って、東側の芝生広場の先へ。
太田市場への入場路の上に架かる「いそしぎ橋」を渡ると、左側の森の先に東淡水池があります。
さらに先へと行くと、ネイチャーセンターが立ってます。
ネイチャーセンターの大きなガラス窓からは「潮入りの池」という汽水の干潟が見下ろせました。
夏はエアコン、冬は暖かい環境で野鳥観察ができます。
ネイチャーセンターの先にも観察小屋が2つ立ってます。
さらにその先は、目の前に城南大橋が見える前浜干潟観察デッキで行き止まりとなります。
この公園で最も鳥の種類が多くみられるのは何といっても冬で、夏の終わりの今見られるは一年中日本にいる、いわゆる留鳥に限られます。
帰りは京浜運河の東岸に続く「大井ふ頭中央海浜公園」を歩いていくことにしました。
一旦往路を引き返して大井ふ頭交差点で環七を渡り、臨海斎場の敷地の西側から京浜運河の畔に出ると、そこは海浜公園の中の「みどりが浜」というエリアで、四阿やベンチで汚れた作業服の人たちが寝転んでいます。
新平和橋をすぎて「はぜつき磯」までくると、BBQ場があらわれて環境が浄化されてきました。
BBQの管理事務所がある「夕やけなぎさ」までくると、清潔な都市公園となります。
京浜運河の対岸は大井競馬場。
さらに北上していくと、干潟を過ぎたところに「なぎさの森管理舎」。
一帯はなぎさの森という緑地になっていました。
管理舎のそばになにやらゲートがあったので入ってみると、蛍光グリーンの池がありました。
野鳥観察ブースもありましたが、蛍光色の水に入る鳥はいません。
緑色の池を一周した後で運河沿いの「しおじ礒」に出ます。
対岸はモノレールの大井競馬場前駅で、駅前に架かる勝島橋で海浜公園もおしまいとなります。
これまで競馬と競艇でしか縁が無かった大田区再発見の旅でした。
神奈川県にない規模の公園整備は、ひょっとするとギャンブル収益の賜物で、だとするともっと利用して回収しなくては。
思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録は
こちら。
●2026年10月9日(金)
平和島駅(11:20)
→貴船児童公園・貴船堀緑地(11:35~11:45)
→大森ふるさとの浜辺公園(11:47~12:15)
→平和の森公園(~12:40)→平和島公園(~12:50)
→大和大橋(13:00)→東京港野鳥公園(13:12~15:00)
→大井ふ頭中央海浜公園(15:10~15:45)
→大井競馬場前駅(15:50)
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