2026年10月7日水曜日

裸山ダイレクトスラブ (沢登り)

2026年の 酷暑が去り、10月を迎えると多少秋らしい気温となってきました。

空気も乾燥してきたので、乾いた岩壁を登りに行ってきました。


冬期間通行止めとなる「六十里越」こと国道252号線。
その名も六十里越トンネルの新潟側で国道が横倉沢を渡る橋付近の路肩にクルマを停めて、入広瀬側に歩き、横倉沢スノーシェッドを通過した最初のヘアピンカーブの外側から、桑原沢沿いの砂防ダム工事用林道跡を行くと、巨大な砂防ダムが見えてきます。
桑原沢を渡って対岸のススキの斜面を登ります。

桑原沢第2号砂防ダムの銘板の横からハシゴで沢に降りて渡渉すると、対岸のブッシュの中はダムを超える魚道が迷路のように入り組んでおり、水路の残骸を跨ぎながら登って巨大な堰堤の上に立ちます。

堰堤上からブッシュにつかまりながら反対の上流側に下り、右岸から入る沢に降り立ちました。

降り立った沢は水量が少なく、湿った岩にはコケの様な植物が生えていますが、ラバーソールの渓流シューズでも意外と滑らない場所があり、靴底の摩擦では厳しいところは横のブッシュを頼りに登れました。

ジメジメした沢を15分少々登ると二俣状の地形となったので、WEBの多くの記録に従って右のハング滝を登ると、下方の視界が一気に開け、その少し上で大きな岩盤の下に出ました。

名前の通り、裸山の山頂に向けて一枚岩のスラブが続いています。

広角で見るとこんな感じ。

何も考えずにまっすぐ上へと登って行きます。

出だしは、乾燥した平らな岩の中にポットホールを連ねた流水痕が続いて行きますが、やがて消えて、徐々に傾斜が急になって行きます。

左右を見ると40°を超えるところも出始めてきました。


なるべく傾斜がユルいところへ行こうと、右手の岩壁の中に微妙に張り出した小尾根状の上に立つと、登って来たスラブが眼下に広がります。

上に立ちはだかる急な岩を左側から巻き気味に登ると、それまで見えなかった左側にも一枚岩の斜面が広がっていました。




躓いた勢いで転がってしまうと、どこまで行くのかわからない斜面です。

一枚岩を登ること一時間少々で、山頂のように見えるところに到達したのでブッシュに突入すると、山頂は意外と先にあり、ブッシュを分けながら登って行きます。

尾根が平になったこの辺りが裸山の山頂なはずですが、三角点は藪に埋もれて見当たらず、展望もないことから先へと進むことにします。

山頂を通過して北東に向けて尾根を行くと、すぐに進む先が見えるようになりました。
眼下の白いザレの左下に針葉樹が数本立っているところを目指して尾根を下って行きます。
地理院地図に登山道の表示はありませんが、稜線状は南北双方に踏み跡のようなものがあり、ブッシュを分けながら進む必要はあるものの、完全なブッシュ漕ぎではありませんでした。

途中振り返ると、東斜面にもこれから下降する桑原沢に向けてスラブが広がっています。

尾根上を忠実に進み、この針葉樹が立つところから、東側へと一気に下って行きます。

下降に使用した桑原沢は、常に傾斜が緩くて特に障害となる地形もありませんでした。

標高750mくらいで左右から沢を合わせると本格的な流れとなり、小滝もいくつか登場してきますが、どれも脇を下れるか、すぐ横を巻ける簡単なものでした。

西の方向に向けて流れ出すと、正面に往路で越えた大きな堰堤が見えてきました。

堰堤のバックウォーター右岸に流れ込む往路で登った沢に入り、堰堤を越えて往路を引き返します。

●本日の反省…息が上がって筋肉痛に。 年齢を自覚せよ。
 ゆっくり周回して5時間前後。
 快適なスラブ登りと大展望を短時間で満喫できる素晴らしいところでした。
 スラブは落ちると止まらない(だろう)ものの、自分が転ばなければぐいぐい登って行ける傾斜で、ラバーソールのフリクションがバチ効き。リズムに乗って快調に登って行くとができました。
 その反面、何も障害物が無いので、意識していないとついついペースが速くなり、気づけば息も絶え絶え、翌日はサッカーのような激しいスポーツをしたときのような筋肉痛が残りました。

●2026年10月3日(土)
国道252号線横倉沢スノーシェッド周辺の路肩駐車スペース(8:40)
→桑原沢第2号砂防ダム(8:55~9:05)
→二俣(9:40)→支尾根上(10:30)→裸山(11:05)
→桑原沢(左俣)下降点(杉の木;11:50)
→堰堤(13:20~13:40)→駐車スペース(13:55)

GPXファイルのダウンロードはこちら。


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