2018年3月5日月曜日

小松ハイキングコース~城山湖~高尾山口

梅が満開。花粉も全開の相模原市・八王子市の丘をハイキングします。


相模原市の橋本から城山ダムへと向かう国道413号線の川尻交差点より、県道48号線を北へと向かいます。
相模原市立城山公民館、川尻小学校、川尻八幡宮を通り過ぎると見えてくるセブンイレブンの少し先、小松橋バス停付近にあるこの看板が小松ハイキングコースの入口。


道は川沿いに畑が広がる谷に両側を挟まれながら、緩やかに登って行きます。


ハイキングコースを歩き始めて10分くらいで、道が少し下ったところにある、この立入禁止の看板の少し先から、左手の尾根上に小松城址がはじまります。


道は緩やかな尾根の少し右肩についていますが、左手に続く尾根をカットするように溝が切ってあるところが3か所ほど見えます。
これが尾根上を進んで攻めてくる敵を防御する堀切。


堀切で仕切られた尾根の上に登って、堀を見下ろしてみます。
たぶん往時ここには土塁があって、向こう側からやって来て足元の堀で足止めされている敵を射ったのでしょう。


堀切の両側の尾根上は平坦に整地された郭となっており、看板の設置してある本丸までにこのようなところが3つくらい続き、中には堀切がそのまま竪堀となって斜面を下っていくものもあります。


引き続きハイキングコースを歩いていくと、すぐに城址の解説が書かれた看板があります。
左が登ってきた径で、正面の山火事防ごうの板の上が本丸です。
正面の看板脇の道を登って行くと、、


祠が建っており、その裏が、木の茂る小さな本丸跡です。
広さにして20畳くらいでしょうか。


看板より上は2か所ほどの堀切で城址はおしまいとなり、城山湖へ向けて自然林の中を登って行きます。


ほどなく「かながわの美林50選」川尻穴川のヒノキ林をかすめると、


評議原という比較的開けたところに出ました。


評議原からすぐに金刀比羅神社付近の駐車場です。
すぐそばに本沢梅園がありました。
名前を記帳すれば無料で入場できるとのことなので、入ってみます。


よく整備された園内は紅梅がほぼ満開。白梅は終わりかけていました。


梅園の入口からコミュニティー広場の方へ登ります。


コミュニティー広場付近は白梅が少し残っていました。


コミュニティー広場からは再び車道を上がって行きます。
発電施設のはずれの車道がUターンするところから、舗装道路を少しそれて野鳥観察舎の方に向けてハイキングコースを行きます。


野鳥なんとかという名前がついた四阿まで来ましたが、眺めはいまいち。
野鳥もいないので、来た道を引き返して下の方に見える駐車場みたいなところに行ってみることにします。


車道の終点となる駐車場。
右側にある展望スペースから湖を眺めます。


見下ろす本沢ダムと城山湖。
津久井湖(城山ダム)との間で揚水発電をするための調整池です。


ダムサイトに降りようと思って近付きますが、見下ろすばかりで降りる道がありません。

冬は電気があまり要らないからなのか、水は少なめ。

ダムの下は野球場です。


仕方がないので、背後の丘に登ってみます。


丘の上には航空神社という名前の小さな祠がありました。


反対側に下って行くと、金刀比羅神社が2つ建っており、下の方の神社の前の舗装道路を歩いていくとゲートがあって、ダムの上へと道路が続いていました。
左側のマウンドの上が先ほどダムを見下ろしたところ。そのさらに左側に航空神社のある丘があります。


やっと到着した本沢ダムの上。
寄り道をしなければ小松橋のセブンイレブンから40~50分くらいの距離でしょうか。


ダムを渡って振り返る。


草戸山に向けて湖岸の丘を登って行きます。


草戸山へ向けては大変良く整備された遊歩道が続きます。
途中に四阿もあります。


町田市の最高峰 草戸山。
頂上の櫓から城山湖の方面を振り返ります。


ここからは高尾山口駅に向けて北へ続く尾根を行きます。


尾根上を登ったり下ったり。植林や自然林の中を花粉にまみれながら1時間くらい歩きます。


通称四辻と呼ばれる分岐を下ると、甲州街道付近のここに降りてきます。
(ピンクの家の手前の小径からでてきました)


599ミュージアム前の信号のすぐそばです。
ここから3分で高尾山口駅。


2018年3月4日(日)
小松橋(12:00)→評議原(12:30)→本沢梅園(12:40)
→コミュニティー広場(12:50)→野鳥観察舎(13:10)
→航空神社(13:30)→本沢ダム(13:40)→草戸山(14:05)
→高尾山口駅(15:10)

思い立ったらすぐ行ける。 首都圏近郊のその他のハイキング記録はこちら


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