お正月でちょっとカラダがなまっている様に感じるので、ちょっとカラダを動かしに。
でも、天気もいまいちな成人の日連休の次の週末に、体力維持を目的に近場にお出かけしました。
西部秩父線の西吾野駅を降りると、唯一の道路は高麗川沿いを走る国道299号線へと下って行きます。
静之神社まで行く前にでてくる小床峠への分岐を左折すると、浅見茶屋がある関東ふれあいの道経由で同じところまで行けるみたいですが、今回は距離優先で直接子ノ権現へと向かいました。
数年前よりも木が伐採されて見晴らしがよくなったように感じます。
関東平野の手前に乳首の様にあるのが天覚山でしょうか?
せめてあそこまでは行きたいものです。
一旦参道を引き返して駐車場のすぐ先にあるヘアピンカーブから、地面付近にある「破線ルート」の標識の「→」の方向に入ります。
「破線ルート」ってどんな意味かはわかりませんが、植林内のよく整備された下り基調のアップダウンを快適に歩いて行きます。
下り終えると一旦舗装された林道を400mほど歩いて、左側にでてくる前坂への登りへと入ります。
それでは、奥武蔵グリーンラインとの間の谷を走る西武線の南側に並ぶ尾根を、飯能方面に向けて出発。
「山と高原地図」に「スルギ」と記載されている箇所を北側から巻いて、このコース唯一の岩盤のギャップを登って行くと、地形図の522m標点「栃屋の頭」からは、北側がSKマテリアル吾野鉱業所と接する断崖の上を急降下していきます。
この林道の区間が、終始植林内を徘徊するこのルートの中で唯一展望が開ける場所でした。
吾野駅から中藤への径が交差する前坂の先で舗装道路を渡り、しばし植林内を行くと、大高山への急登が始まります。
493m標点の大高山からは、奥多摩方面の展望が僅かに開けるのみでした。
大岩の横を通り過ぎて、植林内の地味なアップダウンを越えて行くと、大高山から一時間ほどで天覚山に到着です。
木々の間から見る山頂からの展望は、まあ御覧の通りです。
天気がもう少し良ければ、ベルーナ(西武)ドームや都心がクリアに見えるかもしれません...
奥多摩方面もちらっと見えました。
お昼休みを少し過ぎたくらいの時刻なので、本来ならば飯能を目指してこの先を進むところではありますが、空模様が怪しくなってきたのでSCWをチェックしてみると、雨雲の進行がかなり前倒しになって来たみたいなので、ここから先はまたの機会とすることにします。
お昼休みを少し過ぎたくらいの時刻なので、本来ならば飯能を目指してこの先を進むところではありますが、空模様が怪しくなってきたのでSCWをチェックしてみると、雨雲の進行がかなり前倒しになって来たみたいなので、ここから先はまたの機会とすることにします。
山頂直下の両峯神社跡の平地から、2つに分かれる登山道の沢筋のコースで東吾野駅へと下山しました。
電車に乗ったら雨が降り始めました。
思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら。
●本日の反省
途中で天気が崩れて残念。
雨が降ってくることが分かっていたので、あえて展望の無い場所にしてみたのですが、展望がないからこそ日差しが重要なように感じました。
後日、天覚山から先を歩いた記録はこちら。
展望がない植林の中に細かいアップダウンがひたすら続く(しかも意外とザレた急斜面が多い)、ザ・奥武蔵ともいうべき今回のコースは、奥武蔵ロングトレイル105km(途中からは35kmも合流)コースの一部となっている様で、当然のことながらトレラン比率が高く、すれ違った方の約半数がトレランでした。
ルート全体が径も標識もよく整備されており、迷わず快適に歩けたのは、ひとえにロングトレイルのコースであることのおかげで、とても有難く感謝です。
が、逆にトレランでない人は何故ここを歩いているのでしょうか? 自分も含めてちょっとよく理解できませんでした。
コースの主役であるロングトレイルは、梅雨の時期にこの山道を延々105km、累積標高差8千メートル走り続ける完走率50%くらいのレースとのことですが、今回そのうちの1割くらいを歩いただけで、こちらもよく理解できなくなりました。
スミマセン。
●2024年1月13日(土)
西吾野駅(9:00)→小床橋(9:13)
→子ノ権現(10:10~10:25)→スルギ(10:40)
→堂平山分岐・大高山入山(11:10)
→栃屋の頭(522m標点;11:25)
→林道(11:40~11:45)→前坂(11:54)
→大高山(12:20)→天覚山(13:20)
→沢コース→林道(13:50)→東吾野駅(14:20)
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