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2025年4月7日月曜日

多摩丘陵ハイキング(城山かたくりの里~小松ハイキングコース~大戸緑地)


JR横浜線・京王相模原線の橋本駅南口を出て、左遠方にあるアリオ橋本目指して歩いて行くと、ショッピングモールの前にシニアが行列しています。
カタクリの開花期のピークに合わせて運行される「城山かたくりの里」への直通バスは、ここで入園券と片道乗車料金¥1,000(現金のみ;往復の場合は¥1,500)を支払い乗車します。
平日のこの日も結構な行列ができていましたが、時間になると、ちょうど乗り切れる台数のマイクロバスがやってきました。
ちなみに、この年(2025年)は、開園期間3月8日~4月20日に対して直通バスの運行は3月20日~4月6日とかなり短く、カタクリの開花にぴったり合わせられているみたいです。

それではカタクリが咲いていないときに行くとどうなるのかは、追って説明したいと思います。

30分くらいの乗車時間でかたくりの里に到着。
少々時期遅れとなりつつありますが、たくさん咲いています。

時折キバナカタクリも咲いていました。

園内にはカタクリと開花期が近い花がたくさん植えられていました。
最も盛んに咲いていたのは、アザレアといった方がいいのでしょうか、ツツジの仲間です。
(両者は同じ種類の花なんだって。...)

カラムラサキツツジ

トウゴクミツバツツジ

ヒカゲツツジ

少しブルーがかった園芸種。


こちらは桜ですね。

ソメイヨシノ

エドヒガンかコヒガン?

ヤブツバキかと思ったらボケでした。

これもボケなのか?

椿はこちら。

いやー、本当によく植えた。そしてよく咲かせました。
しかも開花時期が微妙ずれたり重なったりして、何らかの花が常に見頃となる様に植えられています。
これは多くの人が集まってくるわけだ。

坂の途中にあるカフェを過ぎると、

皆さん盛んに這いつくばって撮影されているのは...

うずくまり率が高いのはユキワリソウとその仲間。

これもユキワリソウの一種だと思うが、マニアック過ぎてわからない...

キクザキイチゲの色違いか?

ユキワリイチゲ

ミスミソウだと思うが、そもそもミスミソウの定義とは?

リュウキンカの仲間の何かなのか?
どっちもヒメリュウキンカなのか。

オオアラセイトウは菜の花に似てるが仲間なのか?


配水池とアンテナがある丘の上付近まで登ってきました。

シデコブシ

ミツマタの色違い。

ウンナンサクラソウ

オオイヌノフグリ

アネモネ

シラネアオイまであった。

園芸種が植えられていない場所には、いたるところでスミレが咲き乱れます。
これは花好きにはたまりませんね。
はまり込むとここだけで一日潰れそうですが、多くのシニアは早々に帰りのバスに乗って立ち去ります。

自分も次へと向かうべく入口を出て、すぐ右手に見えるハイキングコースの矢印に従い城山湖を目指してみます。

矢印通りまっすぐ行ってバス乗り場を通り過ぎ、正面の丘を階段で登ると、ハイキングコースの杭が立っています。
これが小松ハイキングコースで、城山湖は左へ。

緩やかに尾根を登って行きます。

すぐに小松城跡の看板が出てきて、裏の社がある20畳くらいの丘が本丸ですね。


木々の合間には桜が垣間見え、足下にはスミレと山吹が咲き乱れる、小松ハイキングコースを引き続き登って行きます。

20分ほど歩いた評議原というベンチがある広場を過ぎると、間もなく金毘羅宮の下に到着です。

もう少し早い時期だと梅園が開いているのですが、今は閉まっておりひっそりとしていました。

発電所近くの駐車場へと続く園地を横に、桜が見下ろせるくらい丘を登ると金毘羅宮があり、神社の右を登ると展望が開けました。

左手は多摩丘陵が徐々に相模原へと低くなっていきます。

正面は、歩いてきた小松の丘の向こうに橋本と相模原の市街地。
拡大してみると、

右の遠くにはランドマークタワー。

法政大の奥の遠くは都心で都庁やスカイツリーも見えました。

さらに丘を登ると、山頂には航空神社という小さな祠。
龍籠山というこの丘の上を少し奥へと進むと、城山湖が見下ろせます。
↑写真右外にある堰堤の本沢ダムへと行くべく、満開の桜に階段で降りていこうとすると、何と通行止めでした。

ダムへは金毘羅宮前の舗装道路を、東へと行かなくてはなりませんでした。

先ほど登った龍籠山の南側をぐるっと回ってダムの上から振り返り。

こちらは城山湖とは反対側の下流、川尻方面。

ダムを渡って湖の北岸を草戸山へと向かいます。

とても良く整備されたハイキングコースを20分ほどで草戸山に到着です。

特に展望の無い山頂を高尾山口駅方面へと少し下ると、右下に青少年センター(現Nature Factory 東京町田)への径があるので下ります。
5分少々で車道に降りてNature Factoryの前へ。
草戸山直下の城山湖側からも、境川源流を経由して同じところに来れます。

次なる目的地の大戸緑地は、この建物のすぐ先を左側に入ったところにあるハイキングコースから行きます。

流れ沿いの木道が出てきたら行きすぎ。

草戸峠を指すハイキングコースを登るとすぐ右に、山桜のおかへと続く階段が分岐し、大戸緑地・段木入地区の園路を10分ほど歩くと、「山桜のおか」に到着します。
丘そのものには桜はあまり植えられておらず、樹間から周囲の丘に咲く桜が望めました。

丘を下ってビオトープのある「段木入の広場」へ。

流れの上流に続く園路を登ると、10分少々で八王子方面がちらりと見える「段木入のおか」。

さらにフェンスの続く大戸緑地の西端を歩いて、

権現平という分岐を右折すると、一旦私有地となり、「雨乞い場の碑」に到着。
町田街道・津久井街道方面が見下ろせるここから、再び緑地(牛田地区)となります。


丘を下り、駐車場と草地広場の横を通って宅地を抜けて突き当たったバス通りを右折したすぐ先が、ネイチャーファクトリー東京町田のバス停です。


思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら


●2025年4月4日(金)
城山かたくりの里(11:30~12:15)
→小松ハイキングコース(12:20)
→小松城跡(12:30)→金毘羅宮(13:00)
→本沢ダム(城山湖:13:25)→草戸山(13:45)
→Nature Factory 東京(14:00)
→大戸緑地(山桜のおか(14:20)
→段木入のおか(14:40)→雨乞い場の碑(15:00))
→青少年センター入口(15:10)




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