2020年5月6日水曜日

三浦半島ハイキング(三浦富士~安針塚) その1:大楠山まで

全国を自粛の雰囲気が覆う2020年のゴールデンウィーク最終日に、県内でハイキングです。
まさに不要不急の外出ですが、まあ、専門家会議の方も仰っている、気晴らしに公園を歩く程度ならOKということでご勘弁願います。
それでは三浦半島を北上してどこまで行けるか出発します。

先ずは三浦富士(正式名称「富士山(ふじやま)」)から、区切りの良い?半島中央部の大楠山までです。
本当は最南端の剣崎から出発するのがいいんでしょうが、なんせ自粛なんで、バスは避けて電車で完結できる範囲で行動しましょ。

大楠山から先のつづき(畠山・安針塚)はこちらに書きます。

それでは、京急線の津久井浜駅からスタート。

京急線の高架をくぐって、駅の北側へと適当に歩き始めます。
道路がいくつかあり、最初はどこを行くのか迷うかもしれませんが、北に連なる丘の右側の方角を目指してテキトーに進めば何とかなります。

徐々に上り坂となり、駅周辺の平地やイチゴのビニールハウスが見下ろせるようになってきます。

長閑な田園風景の中の小径を何度か曲がっていくと、お隣の京急長沢駅へと向かう広い道路に出ました。

道端に建つ道路記念碑の少し先で、、、

道案内の標識があらわれました。

少々行くと、今度はカラフルな大型の標識が、左手の鳥居をくぐっていけとお告げになります。
ただ、上の写真の道標から、津久井小学校の裏にあるこの鳥居の標識までは、特に標識はありません。
2回ほど角を曲がった記憶があるのですが....

ソーラーパネルと畑の間の道を富士山目指して登っていきます。

この道は、警察犬訓練所の横で突き当たりのT字路となり、ベンチが置いてありました。
右折して林の中のシングルトレイルに入っていきます。

山頂が近づくと斜度が増して階段となり、間もなく到着となります。

標高(183m)の低さと、天気の悪さを考えると、まずまずの展望です。

次の武山を目指して先へと下ります。

小さなアップダウンのあるシングルトレイルを少々歩くと、クルマが通れるくらいの幅の道路にでました。

この広い道路は例の標識が完備しており、不安なく歩けます。

途中に立派な展望スペースがあり、出発した津久井浜と半島の先端方向が見渡せます。

その少し先で、道が二俣に分かれるので、「砲台山」とある右側の方の広い道へと行ってみます。

車道を5分ほど歩くと周囲が開けて名前通り砲台を据え付けていたであろう土台が残っていました。

そのすぐ横には海上保安庁の大きなアンテナが立っています。
ここに至る道路が車道だったのは、このアンテナのおかげだったみたいですね。

さきほどの分岐まで一旦引き返し、右に鋭角に曲がり返して武山を目指します。
分岐から先はシングルトレイルとなります。

武山が近づくと、径は緩い階段となり、

鉄塔が建つ武山に到着です。
この山頂は不動院が建つことで知られていますね。


山頂広場の一角にあるこの建物の屋上に登ってみます。

出発した三浦海岸付近はそれなりに遠くなりましたね。

こちらは久里浜方面。

西側には、すぐそばに相模湾が見下ろせます。
見晴らしがよい日に来ると、素晴らしい展望が広がることでしょう。

山頂はツツジの名所とのことですが、ピークはかなり前に過ぎたみたいです。

それでは、先へとすすみましょう。
不動院から北側へは舗装された車道が続いています。

この舗装道路はそのまま下っていくと、県道26号線の竹川バス停方面へと向かうみたいですが、途中で右側に武一丁目方面へと向かう踏み跡の看板がでてきます。
方向としては当座の目的である大楠山の方向に多少近いとの理由で、この踏み跡に入ってみることにします。

ただ、実際に突入してみると、結構藪が深い急な下り坂で、ここを下るのはもう少し寒い時期の方がよさそうです。

そして下り切ったところは、変哲の無い住宅地の端でした。

住宅地の坂を降りてきたところから振り返ってみます。
正面奥の二階建ての右側を下ってきましたが、逆方向から同じところへ行こうとすると、初めての人は何の目印もないですねえ。

ちなみに、表通りからの入り口はこんな感じで、同じく目印となるものは見当たりません。

そして、地図で当座の目標である衣笠I.C.へ向かう道を探すと、県道26号線の東漸寺付近の交差点を経由することになります。
そこは、武山から車道をそのまま下りて出てくる竹川バス停とさほど離れた場所ではなく、リスクを冒して不明瞭な径を通ったメリットはほとんどありませんでした。

いや、それよりも、もっと基本的なことになりますが、そもそもここから大楠山に行くのはいかがなものでしょうか。 と言った方がよい結末にこれからなっていきます。

ですので、この先、大楠山までの道中を書き続けていきますが、かなりダラダラした内容ですので、三浦半島のディープな内容に興味のないハイカーの皆さんは、ハイキングガイドの定番であるここまでで一旦終了をご検討ください。

********************

さて、ここから衣笠城址までの間は、しばらく町の中を歩くことになります。
県道26号線を東漸寺の前を通過しながら北上していきます。

このコンビニの裏を並走する小道に入ると、県道から離れて行き、正面の鉄塔の丘の左を通って、衣笠の方へと向かっていきます。

この公園の交差点を左折して、

山に突き当たる道路を右折すると衣笠I.C.への直線を下っていきます。

横横道路のガードをくぐった先にある標識の下に左から出てくる枝道に入り、道なりに進むと、衣笠城址方面へと登っていきます。

ただ、地図に書いてある衣笠城址は見つかりませんでした。

代わりにあったのが、大善寺というお寺で、大楠山への径はこのお寺の法面の下の道路を進んで行きます。

坂を登り切ったらクルマは通れなくなり、古ぼけた標識が大楠山を指しています。

小径は泥んこの下り坂から始まり、左側の横横道路と並行しながら、植林と荒地を交えた中を進んで行きます。

しばらくすると階段が現れ、

その下にある横横の橋を渡った先が大楠山だという表示があります。

なので、高速を渡って先へと進みます。
行く方向に清掃工場っぽい大きな建物があるのが少々気になりますが、、

その先の林を抜けたところにも、ちゃんと標識があったので、やっぱりここで正解みたいです。

舗装道路を標識通りに少々進むと、、、

お、また標識があるみたいですね。

大楠山への径は、この看板の裏にあるそうです....

それって、この藪のことでしょうか。

妙な予感が的中。
やはり今まで見てきた標識のコースは、既に廃道となっていたみたいです。
あわてて引き返し、横横を渡り返したところで、標識とは反対側(下り線サービスエリア方向)に進みます。

すぐに車道のヘアピンカーブに出ました。
ここは左側を選びましたが、どちらでも同じ結果かもしれません。確かめていませんがね....

さて、この舗装されていない車道は、徐々に東寄りに向きを変えて、大光寺や衣笠駅のある方へと下って行きますが、行きたいのはそれとは反対側の阿部倉方面なので、途中で左へと切り返して竹林の中を下り、横須賀SA付近の平作4丁目に下りてきました。

道路のガードレールに大楠山へのハイキングコースが表示されているのを偶然見つけます。
うっかりすると見落としそうな表示ですが、ありがたく従わせていただき、畑の向こうに見える宅急便の事務所の前に出ます。


そのまま、広い道路を佐島方面へと登っていくと、

すぐに左側に地図に載っていないこのトンネルがでてきます。

トンネルの向かい側にある、大楠山への歩道を登ります。
トンネルに気を取られてしまい気づかず通り過ぎて、慌てて戻って登っていきます。

入り口は藪っぽいですが、すぐに明瞭な登山道となり、

南側の南葉山霊園方面からやってくる径と合流します。

すぐに標識が登場し、そのまたすぐ先でゴルフ場に当たります。

ゴルフコースを右に見ながら、大楠山を目指します。

ゴルフ場を過ぎて階段を登ると、

大楠山の山頂に到着です。

緊急事態の影響で、展望台は閉鎖されていました。

う~ん。展望台に登れないと、見晴らしがあまりよくありません。

というわけで、無事に半島最高峰?の大楠山に到着です。
天気が怪しくなってきましたが、ここからさらに北を目指します。

続きはこちらで。

思い立ったらすぐ行ける。 首都圏近郊のハイキングの記録はこちら




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