2022年9月27日火曜日

大多摩ウォーキングトレイル (ハイキング)

久々の良い天気に恵まれた2022年9月の最後の週末に「奥多摩むかしみち」に行きましたが、午前中に終了したので、余った時間で同じ多摩川の少し下流沿いにある「大多摩ウォーキングトレイル」にもいってみました。

トレイルは奥多摩駅と古里駅の間を結びますが、多摩川からの距離が少し離れる上流側は省略して古里駅と白丸駅間のみを歩きました。


セブンイレブンが賑わう古里駅前の信号からスタートし、国道を奥多摩(上流)方向に400mちょっと歩いた消防の防災倉庫のY字路を左に入ります。

滝で落ちる入川を渡った少し先のこれまたY字路を左へ下ると立派なトイレがある有料駐車場の先で多摩川を寸庭橋で渡ります。

寸庭橋の向こう岸から、要所に標識が設置されたトレイルが始まります。

階段で川の高さまで下りて、右岸を行くと越沢が滝で流れ込んできます。

越沢出合のすぐ上流で右岸から寸庭川が二段の滝で流れ込んでおり、遊歩道は二つの滝の中間を通り抜けます。

少し先で越沢を橋で渡ると、清流とはしばしお別れとなり、松ノ木尾根を緩やかに登って行きます。

遊歩道が鳩ノ巣駅から御岳へと向かう道に出合うところには四阿が建っており、鳩ノ巣の展望が広がっていました。

四阿からは右折して鳩ノ巣駅の方へと下って行きます。

舗装道路を道なりに下り、雲仙橋で多摩川を渡ったところにある居酒屋の前を左の細道へと下るところから、このトレイルの核心部となります。

廃業した宿泊・飲食施設の横を直進すると、突如双竜の滝が出現します。
国道の橋の下に10m以上はあろうかという巨大な滝があったとは驚きです。

少し引き返して廃墟の中の急坂を下って行くと、下流にも小さな滝(側の岩壁上にある社にちなんで水神の滝と呼ばれているみたいです)があり、その先で多摩川沿いにでます。

先の方にある脇に茶屋(失礼、カフェかな)がある橋が鳩ノ巣小橋という、この遊歩道のハイライトみたいです。
橋を渡ったところに「土砂崩落のため白丸ダムまでは通行できません」との表示がありました。

多くの人が通る遊歩道なので、表示がはったり(崩落はたいしたことない)ではないのかなと思い、ちょっと先まで行ってみることにします。

二回くらい通行止めのバリケードが出てきますが、見た目の本気度が低いように感じられるので、先へとすすみます。

ん~、この辺の流れの感じが一番いいですね。
先に期待が持てます。

と思ったら、ダムまで200mくらいのところで本格的なフェンス型のバリケードが登場。
フェンスの両脇もロープで何重かにガードされており、これまでとは打って変わって本気度アップです。

仕方ない。引き返しましょう。

鳩ノ巣小橋からはすぐ上にある立派な宿泊施設「はとのす荘」の前を経由して国道まで上がれます。
鳩ノ巣トンネルができる前の旧道から往来の激しい国道にでて白丸ダムへと向かいます。

歩いている国道からは、先ほど通行止めの表示があった階段や、

本気バリケードを見下ろすことができます。

ダムまでもう少しだったんですけどね。

次の花折トンネルの前を左に行くとすぐに白丸ダムです。

豪快に水を落とすダムの上を渡ります。

対岸のダム脇のバリケードは、下流側よりも更に厳重です。

バリケードの反対側の対岸のトレイルを行きます。

遊歩道の柵を越えて湖畔に立てるところが2か所くらいあったので、下りてみました。

今度来るときはカヤックかSUPができるように準備してこようかな。
いつ来るかわからないけれど...

遊歩道は白丸駅へと向かう数馬峡橋の下を回り込んで橋脇に出ます。

白丸ダムで重要なものを見忘れたので国道を戻ります。
ダムの脇の脇にある魚道は、見学無料です。
魚道へと続くらせん階段は、降りるのを躊躇させる見た目ですが、降りるのに5分もかからず、魚の見えない魚道へと続きます。

一方通行でダムへと降りる遊歩道の途中に抜けてきました。

思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら

●本日の反省
・下調べはしておこう。
 突然思い立って行っただけのことはあり、予期せぬ通行止めに遭遇したが、帰ってから調べてみると鳩ノ巣渓谷の遊歩道は2月から通行止めだったんだって。
 全然知らなかった。(興味が無かったのだから知らなくて当然ですが...)

鳩ノ巣渓谷は想像していたよりもはるかにキレイで見どころが多いところでした。
→正しくは知らなかったので想像できていませんでした。

●2022年9月25日(日)
古里駅(11:20)→寸庭橋(11:45)→松ノ木尾根休憩所(12:10)
→双竜の滝(12:30)→鳩ノ巣小橋(12:45)
→鳩ノ巣渓谷遊歩道通行止め地点(14:50)→はとのす荘(13:00)
→白丸ダム(13:10)→白丸湖畔遊歩道→数馬峡橋(13:40)
白丸ダム魚道見学(13:50~14:05)



2022年9月26日月曜日

下り坂ポタリング(奥多摩むかしみち)

 悪天候と台風に見舞われた2022年のシルバーウイークは、最終日になってやっと晴れ間が広がりました。

とはいえ、前日までは全国で降雨の被害が大きい地域も多く、お出かけはリスクの少ない近所の都会としました。

東京都の青梅街道に沿った というよりも旧青梅街道ともいうべき「奥多摩むかしみち」です。
晴れたとはいえ、奥多摩湖も山沿いはまだまだ湿っぽかったです。


むかしみちを奥多摩湖から奥多摩駅へと下った動画は3つに分かれています。
(行をクリックするとTimeWarp動画が始まります。YouTubeの字幕をオンにすると、ちょっとした注釈がでます)

 (道路と山道のハイキング)

 (舗装道路のサイクリング)

 (舗装道路や遊歩道、不整地のサイクリング)

サイクリング業界では奥多摩駅からスタートして山登り方向に進み、帰りは青梅街道(国道411号線)を下ってくるコースが多く紹介されており、鉄道を使用した輪行ならばそのルートがベストと思われますが、お年寄りには体力面でとても厳しいことと、コースの奥多摩湖側はほとんどが登山道のようなコンディションなので、クルマで自転車を運べるのであれば山を下る方向のみを、自転車と徒歩それぞれの区間に適した方法で行くのが楽ではないかということで、今回の方向としました。

最初に徒歩で歩いた区間の動画です。

スタートのふれあい館の上に見える山上集落を目指します。

舗装された林道をぐいぐい登って行くと、途中でほんの少しだけ奥多摩湖が見下ろせます。

ひと山(というか青梅街道の中山トンネルを)越えると、山の反対側の集落の中を通過して、舗装道路の発電所・浄化センター入口ゲート近くにでます。


通称「西久保の切り返し」と呼ばれているヘアピンカーブで舗装道路にでてからは、境橋まで国道沿いに下って行きます。白髭トンネル沿いで少々舗装が途切れますが、ほとんどが緩い下りで、快適な自転車走行ができます。

右手に境橋を見下ろしながら白髭トンネル出口の上を横切ると、道は国道から離れ、多摩川の対岸を走って行き、立派なトイレがある不動の上滝まではずっと下り坂です。
尚、境集落の中にある「境の清泉」は、むかしみちを一本外れた少し下にあるので、高速で走行していると見逃してしまいます。


不動の上滝から下は、一旦登りとなった後に階段も交えたアップダウンが続きます。
最後の槐(さいかち)木の観光トイレからは、よく整備されているとはいえ、時折やっとすれ違えるくらいの幅となる登山道を急降下していくので、調子こいて止まれなくなると甚だ迷惑で、顰蹙を買わない様に気を付ける必要があります。

思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら

●行った日;2022年9月25日(日)
小河内ダム(奥多摩水と緑のふれあい館;8:35)
→西久保の切り返し(9:00)→しだくら橋(9:10)
→不動の上滝(9:20)→桧村(9:35)→さいかち木(9:45)
奥多摩駅(9:55)



2022年9月18日日曜日

下り坂ポタリング(奥武蔵グリーンライン)

 埼玉県飯能市から秩父市に向かって走る西武池袋線・秩父線の北側に沿って連なる関東山地の山中に広域林道のグリーンラインが走っています。

この山並みは横瀬町芦ヶ久保の丸山(標高960m)を最高点として、関東平野に向けて徐々に標高を下げてきているので、西から東へと走れば下り一辺倒でさぞや楽ちんだとおもっていたところ、2019年の台風16号により各所で寸断されてしまい、それどころではなくなってしまいました。

しばらく忘れていたところ、最近になって去年(2021年)の夏に復旧していることに気付いたので、天候不順のこの夏に緩く走行してみることにします。

完全走行のためには秩父盆地の東側か西武線の芦ヶ久保駅から埼玉県民の森を経由するのですが、丸山と大野峠の間がまだ通行止めなので、大野峠を起点として飯能まで下ってみました。

林道を下った動画は4つに分かれています。(行をクリックするとTimeWarp動画が始まります。YouTubeの字幕をオンにすると、ちょっとした注釈がでます)





本当は西武線沿線の武蔵横手か高麗の駅に下ってきたかったのですが、どこかで道を間違えて山の反対側に下りてしまったので、帰りは高麗神社と巾着田に寄り道しました。
あと、大野峠付近が通行止めだったため、自転車はあらかじめ峠にデポして、駅から大野峠までは歩いて登りました。

動画前後の行き帰りの模様と、寄り道した奥の院は、静止画で以下に掲載します。
それでは、大野峠へのアプローチからです。

道の駅あしがくぼの第二駐車場は、芦ヶ久保駅への坂道の入口、道の駅の対岸にあります。

国道299号線のこの看板から、県民の森目指して果樹公園の方へと登って行きます。

果物狩りの農家が散在する山道を登って、この正面からが登山道となります。
舗道道路を右へ行ってしまうと個人宅の玄関になってしまうので気を付けましょう。

林業用の径を改修した立派な登山道が丸山目指して登って行きます。
標識も完備されており迷う心配はありません。

径いっぱいに広がる栗のイガを踏みながら登ると、舗装された林道を横切ります。

本当はここもチャリで走れるといいのですが、この先が通行止めだそうです。

林道を横切ると、今度は県民の森の舗装された遊歩道を横切ります。
この周辺から丸山の先までは、県民の森として園地化されていました。

県民の森のトイレの横から最後の登りで豪華な展望塔のある丸山山頂に到着です。

山中の巨大な塔は宝くじが外れたお金が活用されていました。

立派な展望台ですが、今日の展望は今一つです。
唯一秩父市街の方向だけ視界が開けていました。

先へ進みます。

大野峠のすぐ上の896m標点は、パラグライダーのテイクオフになっており、視界が開けています。

それでは、古い四阿の立つT字路、大野峠からチャリでスタート。

まずは高山不動奥の院がある関八州見晴台の登り口までの動画です。

想像していた以上に登りが多く、漕ぎ疲れてしまったので、奥の院まで往復して足をほぐします。

ガスに煙った山頂から引き返して、再び林道を下ります。

顔振峠を経由して阿寺の宋林寺付近までは、グリーンラインの中でもアップダウンが少ない区間で、特に厳しい登りはほとんどありません。

しかし、その先からはジェットコースターのような上り下りが連続するようになります。
登りで疲れたので脱力して下っていると、西武線沿線とは反対側の鎌北湖側に下りてしまいました。

鎌北湖から県道30号線まで下って、池袋線方面に向かうことにします。

県道30号線を走っている途中、少し逸れたところにある高麗神社に参拝していくことにします。
はじめて来ましたが立派な神社です。

高麗といえば巾着田?
なので、曼珠沙華が見頃ちょっと前の巾着田にも寄ります。
途中ぼーっと走っていたら道を間違えて、くたくたです。

お、この辺から結構咲いてます。

行動制限のため「曼珠沙華まつり」の開催が見送られた昨年と一昨年は、主催者の方々は人が集まらないように毎日草刈り機で開花前の花を刈り続けて、とても無念だったとのことです。
三年ぶりの開催(シルバーウイークから10月2日まで)の今年は、会場のボランティアの人たちもなんだかとても嬉しそうに感じるのは気のせいでしょうか。
入場料は¥500に値上がりしましたが...

巾着田から池袋線の高麗駅までは徒歩でも10分少々です。

●走った日
 2022年9月17日(土)
 道の駅あしがくぼ(8:35)→丸山(10:25)→大野峠(10:50)
→関八州見晴台(11:40)→阿寺(12:10)→鎌北湖(13:05)
→高麗神社(13:50)→巾着田(14:45)→高麗駅(15:15)

●本日の反省;
・道をどこで間違えたのかさっぱり思い当たらないし、動画を見てもわからなくてこまった。
・思いのほかアップダウンが激しくて、下り坂人生にとっては、まいった。
 とはいえ、自転車で基本下り坂のコースが、トラックログによると全行程の距離は43.7kmとのことだ。
 フルマラソンランナーってすごい。


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