朝から鴨川市内を徘徊していたら、午前中に終わってしまいました。
シーワールド抜きの鴨川とはまあそんなものかもしれません。
そこでクルマで一時間くらいの未踏の地、房総半島先端にある館山に行ってみることにしました。
■沖ノ島
館山市街の西端、駅から館山港を隔てた対岸に見える海上自衛隊館山航空基地に引っ付く位置に沖ノ島があります。
関東大震災の時に隆起して歩いて行けるようになったという島は、わざわざ干潮の時間帯を選んでやってきたのですが、その必要がないくらいしっかり陸続きとなっています。
いや、水没しないという意味ではむしろ函館市街地に近いです。規模は数百分の一ですが。
上陸?した島内には舗装された遊歩道が整備されており、トイレや四阿も建っています。
四阿の脇を左折するとすぐに宇賀明神の社の裏に出ます。
函館だとした場合、観光地の立待岬に相当するのは、島の南端のここですね。
陸続きとなった対岸の基地からは航空機が離着陸していきます。
あと10メートルほど波打ち際をヘツれば、50メートルほど先の海岸に人が立っている場所まで行けそうで、多少濡れることを覚悟すれば行けなくはないと思いますが、海水で濡れた部分の岩が異常に滑るので、止めておくことにします。
神社まで引き返して林の中の遊歩道に戻り、島の奥へと進むと、西側の海岸に出ますが、その前に、
洞窟入口との表示がありましたので、ちょっと左に入ってみます。
径はすぐにスリットのような亀裂となり、その先の海岸に出ると、さきほど神社へと引き返した辺りが見えました。
潜り抜けて反対側に出ると、こちらも行き止まりでした。
ツルツルの濡れた岩を歩けるのであれば、ヘツって簡単に向こう側に行けそうなのも先ほどと同じです。
ちなみに、引き返して西の海岸から回り込んだ向こう側からこちらを見ると、下の画像の様になります。
残る北半分の海岸を歩いてみるべく、対岸の富士山と東京湾を行き交う大型船を眺めながら、西向きのビーチを散歩していきます。
島の北側は打って変わって穏やかな地形で、海岸線を歩き通すことができます。
ちなみに、引き返して西の海岸から回り込んだ向こう側からこちらを見ると、下の画像の様になります。
というわけで、島の南側は海岸線を歩き続けることができませんでした。
あちこちで島の中央からやってくる径も見かけました。
夏は島全体が海水浴客で賑わうのでしょうか。
館山市街から国道410号線を南(布良・白浜方面)へと向かい、コメリハード&グリーン館山大神宮店の横の信号を左折すると、正面が安房神社となりますが、神社参道の右側に「ふれあい野鳥館」が建っています。
夏は島全体が海水浴客で賑わうのでしょうか。
●2024年12月18日(金)
沖ノ島海水浴場駐車場(12:30)
→沖ノ島散策→駐車場(13:15)
■館山野鳥の森
スタートのすぐ先で、舗装道路と階段の歩道に分岐するので、右側の階段を上って行くと、10分ほどで、「富士見展望台」という平砂浦を望む見晴らしの良い場所にでました。
富士山は雲が懸かっているみたいです。
帰路は全て舗装されており、緩い傾斜のを登り返しの後で最後に野鳥館へと下るところにある「国見展望台」からは、本日三回目の平砂浦が望めました。
■オマケ(館山城跡)
思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら。
●2024年12月18日(金)
県立館山野鳥の森・ふれあい野鳥館(安房神社;14:40)
→富士見展望台(14:50)→平砂浦展望台(14:55)
→ピクニック広場・西沢の池(15:10)
→天神山(15:25)→西沢の池(15:40)→国見展望台(15:50)
→ふれあい野鳥館(16:00)
館山駅から1kmちょっとの市街地にある城山公園の山頂部に館山城跡があり、昭和の鉄筋コンクリート製模擬天守が建っています。
¥400の入場料(麓の館山市博物館と共通)を払って眺める天守の上の展望は抜群です。
付近には日本庭園や、開いてなかったけど茶室もありました。
残るは戦争遺跡くらいですが、メインの赤山地下壕跡がずっとお休み中なので行けませんでした。
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