2017年3月16日木曜日

西沢渓谷 (ハイキング)

上越国境の稜線は吹雪くものの、首都圏では春の気配も強まり、杉花粉もピークに達した3月中旬に、かねてより行ってみたいと思っていた冬の西沢渓谷(山梨県)に散歩に行きました。



中央線に乗車していたハイカーとおぼしき服装の人たちは、途中徐々に少なくなっていき、塩山で大菩薩に行くと思われる一行が下車するのを最後に居なくなってしまいました。

山梨市駅で下車し、西沢渓谷入口行きのバス乗ります。


この市営バスは通年運行しているみたいですが、シーズンオフのこの日は駅で乗った乗客は私以外に二人のみで、その二人も途中の三富温泉で下車してしまい、そこから先の区間は往復とも一人ぼっちとなりました。


トイレに寄るために終点の1つ前の道の駅で下車。
春から秋にかけてはハイカーで賑わう駐車場もガラガラで、時折訪れるツーリングのグループが去ってしまうと静寂が漂います。


渓谷入口の売店も、シーズンオフは閉まっていて、客引きのおばちゃんの声もありません。


遊歩道へと続く林道は、春の日差しが照りつけ、雪は全くありません。
冬は完全に終わってしまったみたいです。。。


この田部重治の石碑から遊歩道となります。手前にトラロープが。。
死亡事故発生。。。


二俣吊り橋から望むおなじみの風景。
河原に多少残雪が見られる以外はいつもとあまり変わらない?


それでも谷が深くなってくると、溶けきらない雪や氷が見られるようになります。


最初のスポット 三重の滝。
冬は谷底に日差しが届かないためか、美しい碧色の水は見られず、普通の渓谷?みたいな光景です。


人が多い時期にはなかなかできない遊歩道からはみ出しで谷を覗きます。


竜神の滝の手前から、遊歩道がところどころ氷結しはじめたので、チェーンスパイクを装着します。
やっと冬の気配が感じられてきました。

















早くも七ツ釜五段の滝の手前に来ました。


今日はここで引き返します。


せっかくなので、普段立ち入ると顰蹙を買いそうな?滝壺まで、遊歩道のロープを越えて行ってみることにします。


暗い滝壺はそれなりに氷が残りますが、豊富な沢の流量は雪解けを感じさせます。


2017年3月11日(土)
西沢渓谷入口(11:30)ー(渓谷遊歩道)→七つ釜の滝(13:20) 
(往復:14:50バス停戻り)




●本日の反省
冬が終わっていた。

年明け以降、近所でのんびりハイキングなどしている間にすっかり冬が終わってしまっていた。
どこに行くと雪が残っているんだろう?

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