猛暑続きの2025年の梅雨は、6月中旬以降晴れ間だらけとなりました。
湯ノ丸高原のレンゲツツジが満開となったとのウワサを聞きつけて見物へ。どうせ行くなら同じスキー場にほぼ隣接する池の平湿原とセットで巡ることにしました。
同じコースを2022年の冬にBCスキーで回りましたが、雪の無い時期はどうなっているのでしょうか。
長野県東御市の地蔵峠から湯の丸高峰林道を南東へとスキーゲレンデ沿いに登って行くと、ビジターセンターがある池の平駐車場に到着します。
林道がオープンするのは7:00(クローズは17:00)で、8:20に到着したときはかなり空きがありましたが、11:00頃に帰って来たら何か所かある駐車場はどこも埋まっていました。
駐車料金¥500を払ってスタート。
森の中を緩く登って行く径の脇には、ヘビイチゴの仲間の花がたくさん咲いていて、8月上旬に同じ場所に来ると多くの収穫が期待できそうです。
右側は美ヶ原周辺でしょうか。
西側には北アルプスが連なっています。
森を抜けて三方ヶ峰に到着すると、山頂の西側にも柵が巡らされており、こちらもコマクサが咲いています。
ここも先ほどの見晴岳(↓画像右のピーク)に劣らず好展望です。
元の分岐に引き返して三方ヶ峰の方に進むと、すぐに柵の向こう側にコマクサの群落が広がりました。
左の槍・穂高を拡大。
南側には八ヶ岳と西上州西端の間に小さく富士山も見えました。
梅雨の時期とは思えない好展望です。三方ヶ峰から池の平湿原へと下ると、ちょうど池の前に降りて来ました。
右側にある湿原を突っ切る木道をまっすぐ行くと駐車場です。
ぐるっと回って先ほどの池の方向へ。
●2025年6月21日(土)
池の平湿原入口駐車場(8:20)
→雷の丘(8:38)→雲上の丘(8:50)
→見晴岳(9:05)→三方ヶ峰(9:30~9:50)
→鏡池(10:00)→池の平周回(~10:40)
→池の平湿原入口駐車場(10:50)
■湯ノ丸山
いやー、これはお見事。
ハイキングコースに戻り奥へと行くと、鐘が設置された十字路の正面が登山口で、湯ノ丸山へと一気に登って行きます。
樹林限界を超えて振り返ると、スキーゲレンデとその上の先ほど歩いた池の平、眼下にツツジ群落が見下ろせます。
鐘から40分ほどで山頂(南峰)に到着。
山頂からは烏帽子・浅間火山群の溶岩ドームの連なりが一望できました。
東篭ノ登山、水の塔山、高峰山、その奥の黒斑山の更に向こう側の浅間山はなかなか雲が晴れません。
お隣の湯ノ丸山北峰(↓左)、角間山、鹿沢スノーエリアのある鍋蓋山。
右側の高所に開けているのは菅平高原?