2025年2月12日水曜日

須磨アルプス (ハイキング)




山陽電鉄本線の須磨浦公園駅は、須磨浦ロープウェイの駅と一体となっており、改札を出てすぐ右側に須磨浦山上遊園/ロープウェイのチケット売り場と入口があります。
先ずは半数がアジア系インバウンドの乗客に混ざって山上の遊園地へ。
これから行く須磨アルプスは、普通はお隣の塩屋駅からスタートするらしいですが、本日の主目的はロープウェイを下りたところにあるこれなので、今回の出発方法となります。
ロープウェイ降り場と回転展望閣をつなぐ、日本一乗り心地の悪い乗り物?「カーレーター」に乗車します。

乗り心地はカラダで体感するものなのでお伝えすることはできませんが、ビジュアルに翻訳すると、ざっとこんな感じでした。

カーレーターを下りると、目の前には3階喫茶店の床が360°回転するビア樽型の建物がありますが、残念ながら時間が遅いので、立ち寄らずに先へと進みます。

カーレーター降り場にある旗振山の表示の20m先の広場が鉢伏山で、広場から旗振茶屋の方へ3分ほど歩くと、階段の上に茶屋のある旗振山の山頂に到着。
塩屋からの全山縦走路と合流しました。

明石海峡と大阪湾の展望が広がります。

次の鉄拐山へと進む途中で、左手に垂水区の街並みが見下ろせました。
遊歩道の柵をちょっと越えてパチリ。

旗振山から10分少々で階段状の上りとなり、すぐに鉄拐山に到着。

ここも素晴らしい眺めです。

須磨海岸の向こうはポートアイランドと神戸空港

左手に見える高速道路がトンネルでくぐる山並みの上をこれから歩いて行きます。
↑一旦高倉台の団地に降りて、その向こうにある栂尾山へと向かいます。

ウバメガシの尾根を歩いていると、すぐに公園状の広場となり、そこの四阿からも街が見下ろせました。

公園の反対側にある「おらが茶屋」

茶屋の前から学園都市方面を見ると、すぐに高倉台への長い下り階段が始まりました。

階段を下りたらクランク状に曲がり、道路を渡って団地を道なりに突っ切ります。

そして、下った分よりさらに長い階段。

階段とその後の山道を登ること15分で、小さな展望台が立つ栂尾山に到着です。

先ほどこちらを見ていた鉄拐山が見る見る遠くなりました。

栂尾山から15分ほどの横尾山を過ぎると、徐々に径が岩がちになってきて、、

ついに「馬の背」に到着しました。

明瞭な踏み跡と整備された階段を下って行きます。
前方の岩壁に張り付いているハエの様な2つの黒い点は、17歳のJKでした。

左右ともゴツゴツした岩です。

馬の背という名の通り、岩稜の中間地点を少し行ったくらいのところで下り切ったら、登り返します。

標柱が立つところでほぼおしまい。

振り返ると青い服を着た人がやってきます。

あともうちょっと。

渡り切って振り返ります。
青い服のおじさんが標柱のところでJKとお話し中。

少し離れたところから全体を見ます。

東山までやってきました。

本当は妙法寺駅に降りたかったのですが、分岐に気付かず…というか全山縦走路へと行かせようとする標識に幻惑されてどんどん板宿へと向かってしまいました。

だいぶ夕暮れが迫ってきましたが、道が良く整備されており、かつ一貫した緩い下りで歩きやすく、どんどん距離が稼げるので快適に飛ばして板宿八幡神社に到着。
あの「賽銭に一円玉を使うな」の神社ですかね?
気持ちはわかります。タッチ決済導入するのがいいですね。
こちらも、おサイフの使い道のない小銭を入れてもご利益なさそうだし...

妙法寺川を渡って商店街を抜け、駅へ。

●2025年2月10日(月)
須磨浦ロープウェイ・カーレーター(15:15~15:25)
→鉢伏山(15:27)→旗振山(15:30)
→鉄拐山(15:45)→おらが茶屋(15:55)
→高倉台(16:00~16:10)→栂尾山(16:25)
→横尾山(16:40)→馬ノ背(16:50~17:00)
→東山(17:10)→板宿八幡神社(17:37)
→板宿駅(17:55)


摩耶山 (ハイキング)


新神戸駅で新幹線の改札を出た目の前にあるエスカレーターを下って降り立った「トレイルステーション神戸」の横にあるドアを出ると、そこはもう布引の滝への登山口で、立派な標識に従ってこれまた立派な登山道、というよりも遊歩道を登り始めます。
狭いゴルジュの上に架かる砂子橋という古い橋を渡ると、直接雄滝へ登る右の階段と、雌滝経由で上の方で階段と合流する左の道が分岐します。
この橋の脇に立つ周辺案内図はとてもわかりやすい優れモノなので、以降は案内図の実線通りに進んでいくことにします。
というわけで、左へ行くと数分で雌滝に到着しました。
釜に架かる堰堤の下流の橋上から見ることができますが、倒木がちょっと邪魔でした。

雌滝の上流はゴルジュとなっており、遊歩道からは良く見えない滝もあるみたいです。

そしてすぐに展望広場のある雄滝に到着。

新幹線の駅から10分とは思えない、素晴らしい渓谷の中です。

滝を見下ろしながらジグザグの階段を上り、おんたき茶屋の敷地を抜けた先を左に切り返すと間もなく、トイレと休憩舎が並ぶ「みはらし展望台」に到着。

展望台からは軽車両が通行できるくらいの立派な道路で、滝山城跡方面へと登って行く分岐に架かる「猿のかずら橋」の前後で険悪なゴルジュとなる川沿いに進み、10分ほどで「五本松かくれ滝」に到着しました。
木に隠れて良く見えないからかくれ滝なのかと思いましたが、上にある布引貯水池のオーバーフローの流路で、満水にならないと滝とならないのが名前の由来だそうです。知らんけど...

かくれ滝の上にある布引五本松堰堤に向けて階段を上ると、バックウォーターの布引貯水池は満水でした。

堰堤の上につづく橋で池沿いを行き、池が終わった分岐を左の川沿いに行くと、分水隧道・分水堰堤という表示があるところで車道に合流します。

車道はすぐ先の桜茶屋で終点となり、そこが全山縦走路が横切る市ケ原。

人が多い天狗道の急登は避けてトゥエンティクロス方面へと直進しますが、

あれ?通行止めはもうちょっと先からだと思っていたのですが、勘違いだったみたいです。

なので、通行止めから分岐する黒岩尾根を登ることにしました。

一気に高度を上げていくと次第に雪が残るようになってきました。

登山道が東へと方向を変えるあたりでは、ちらっと北側の展望が開けます。

もうちょっと先では大阪湾・淡路島方面も。

地蔵谷アドベンチャーコースの分岐付近からは深い森の中を緩やかにアップダウンしていきます。

桜谷道への分岐のすぐ先で、一時間半近い黒岩尾根はおしまいとなり展望が開けました。

すぐ先で送信所のアンテナが見えてくると縦走路に合流し、広い車道を通って掬星台に到着です。

六甲連山が先へと続いて行きますが、メインは神戸港の大展望。
なのですが、なんせはじめての六甲。

右側はポートアイランドっていうんだっけ。
その奥にある飛行場みたいのは何だろう?

左手は大阪方面。

コベルコ製鉄所の向こう側の島は六甲アイランド?

展望の看板に書いてあるUSJ、あべのハルカスや生駒山って、見えるのか??
展望を満喫したので、ロープウェイで降りようか...
と思ったら、運休なんだって。

クローズという看板が立っていたので、最初はお店が休みなだけかと思っていたら、ロープウェイそのものも何と1月14日から2か月以上運転しないいそうです。知らなかった...
仕方がないので歩いております。

山頂付近は史跡公園になっていて、昔は天上寺があった場所だそうです。
もしもロープウェイが運行されていたら、こういうのがあることに全然気づかなかった。

街並みがぐっと近くなった五鬼城展望公園を抜けると市街地に降り立ちました。

●本日の反省
①登頂しなかった。
 掬星台で展望を満喫しているうちに、ここが山頂なんだと思い込んでしまった。
 下山途中で史跡公園の標識が山頂を示す方向が、自分が居た場所と逆なことには気付いたものの、ずいぶん遠回りさせるんだなくらいにしか感じない思い込みの徹底ぶりで、そういえば黒岩尾根以降地図も見てなかった。
 摩耶山には登っておらず、内容と異なるタイトルとなりすみません。

②登山ルートの下調べはちゃんとしよう。
 山頂(ではなく掬星台)で下山のロープウェイが運転していないことにはじめて気付いたが、実は新神戸駅で気づけたはずだった。
 登山口の「トレイルステーション神戸」は、関東(も含めて国内の他の地域)にはない、案内カウンターに登山用品のレンタルを加えたような便利なところで、感心して撮っておいた画像を帰ってから見てみると、「まやビューライン運休しています」と気付きやすいところに書いてあるではないか。
 これが目に入れば/念のため他の情報も確認しておけば、通行止めや運休を承知したうえで別な展開となっていたかもしれない。
 まあ、目に入っていたとしても、「まやビューライン」とあのロープウェイが認識の中で一致した保証もないのだが...それに、掬星台で現物を見るまでは、あれはケーブルカーだと思っていたし。
 だって、地図もバス停も「摩耶ケーブル」なんだもん。 ということも含めて下調べ...


●2025年2月10日(月)
新神戸駅(9:25)→布引の滝(雄滝;9:40)
→布引貯水池(10:05)→市ケ原・桜茶屋(9:23)
→黒岩尾根下(10:38)→掬星台(12:20~12:30)
→上野道→摩耶ケーブル下(13:40)


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