2023年のクリスマスイブは週末の日曜日でした。
大掃除が終わったのでちょっと散歩に出かけることにします。
仕事納めまでまだちょっとあるしね。
京急線金沢文庫駅西口の①番バス乗り場から、野村住宅センター行きのバスに乗ること10分少々の夏山坂上バス停で下車し、道路の反対側後方の交差点を左折して登ると金沢自然公園の敷地に入ります。
(入園料を払って動物園内を通り、反対側にある円海山ゲートから出ても同じ方向に行けます)
自然ルートの階段を降りると、じめじめした「しだの谷」の木道の先に登りの階段が見えてきますので、途中で分岐する階段の左側を登りきるとそこは横浜横須賀道路の釜利谷ランプ・金沢支線の側道なので、左折して高速道路沿いを行きます。
動物園の裏門(円海山ゲート)を過ぎると道が二手に分かれるので、直進してI.C.の下を潜り抜けていくと、ぱっと視界が開けて小川を堰き止めてできた「ひょうたん池」という水たまりにでました。
ひょうたん池に沿って続く遊歩道は、突然長い階段となって丘を登って行きます。
階段を登り切ってから時折緩い上りを交えながら5分ほど歩くと、突如周囲の藪が切り開かれてベンチが並ぶ、横浜市最高峰の大丸山に到着です。
金沢方面から大丸山に来たのは初めてですが、ずっと森の中を歩いてくる円海山方面からと比較すると、唐突感があり、かつあっけない到着です。
金沢方面は横浜で最も高い場所にふさわしい見晴らしが開けていました。
肉眼ではよく見えたのですが、写真写りは今一つ。
あっという間に横浜と鎌倉の境界にある市境広場に到着。
山頂広場を横切り、階段を下って瀬上市民の森と鎌倉を繋ぐ尾根道(ビートルズトレイル)に合流して、鎌倉を目指していきます。
横浜自然観察の森の脇を通る手前で、富士山が眺めることができました。
ここからは鎌倉市の遊歩道を行きます。
2019年の台風被害以降、長らく使用禁止が続いていた天園周辺のハイキングコースは、見違えるように整備されていました。
径の両側のヤブも広く刈りはらわれて、台風以前よりも道幅も、展望も広々です。
茶屋はしばらくの間営業休止とのことでした。
茶屋の裏から望む鎌倉市街の展望も、心なしかヤブが増えた様に感じます。
良く整備されたトレイルを快適に歩いて、市境広場から20分ほどで天園に到着です。
下りは瑞泉寺方面へ。
日没前に町に下りて来れたので、下山口に入口がある瑞泉寺を見物していくことにします。
料金所で¥200を払い、長い参道を進んで山門をくぐった正面本堂の裏が、このお寺の売りとなる夢窓疎石作の庭園です。
うぅ~ん。 欲を言うと庭園を見ながら腰掛けることができる場所が欲しいな。
瑞泉寺を出て、二階堂の住宅地に下ったところには永福寺跡があります。
うぅ~ん。 欲を言うと庭園を見ながら腰掛けることができる場所が欲しいな。
なんかクリスマスイブの感じがしないなあ。
思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら。
●2023年12月24日(日)
夏山坂上バス停(12:45)→金沢動物園(13:00)
→しだの谷→ひょうたん池(13:25)
→大丸山(13:35)→尾根道→市境広場(13:55)
→天園(14:15)→瑞泉寺(14:45~15:00)
→永福寺跡(15:10~15:20)→鶴岡八幡宮(15:40)
→鎌倉駅(16:00)