夏の三連休初日の「山の日」に出かけて大渋滞に巻き込まれて懲りた経験を生かして、中日の19日だけ日帰りとします。
この時期日帰りで手軽に登れる百名山を探すと。。。。
横浜市の自宅から中央高速道路経由で2時間半。
瑞牆山荘前の県営無料駐車場に到着。
さすが三連休の百名山。この冬に出かけた場所とはクルマも人も数が圧倒的に違います。
この後は一日中、ほぼ人の姿を見ながらの行動となりました。
早朝は気温が氷点下なので地面はまだ凍っていますが、登山口周辺に雪はほとんど残っておらず、春本番目前の様相です。
30分ほど歩くと富士見平小屋に着きました。
こんなに近かったっけ?
飯森山の斜面のを横切る途中から、森の中を行くようになると、登山道が雪道となりました。
順調に進んだことに気を良くして、途中、大日小屋の手前にある分岐から鷹見岩に寄り道します。
鷹見岩への道はトレースが無いので、スパッツとチェーンアイゼンを装着します。
関東の冬の里山で行動範囲を広げる、トレランシューズとチェーンアイゼンの組み合わせ。
分岐から15分ほどで到着した鷹見岩からは、これから辿る金峰山の稜線が見通せます。
黒い雲が掠めながら流れて行く頂上付近が、春と冬との境界線でしょうか。
この頃の金峰山稜線は強い風が吹いていたことが後で聞いてわかります。
振り返ると飯森山の向こうに瑞牆山。
元の登山道に戻って、途中大日小屋、大日岩を通過しながら針葉樹の森を登ります。
鷹見岩から2時間弱で稜線が見渡せる砂払ノ頭に到着。
頂上は目前です。
踝くらいの深さの雪に多くの人がつけたトレースを辿って
千代ノ吹上の岩を横に見ながら。
小さな突起を超えながら。
目の前に迫る五丈岩。
金峰山頂に到着。
今日歩いてきた稜線。 瑞牆山が遠くなった。
反対側の国師岳方面。
そして山頂に居座り珍妙なポーズで写真を撮り続ける二人。
これを反対側から山頂を見るとこんな感じ。
帰り道は風も穏やかで、時折日差しも届く稜線漫歩となりました。
樹林の中の登山道は凸凹が全て雪で埋まり、ファンスキー感覚?で靴底をつるつる滑らせながら富士見平小屋まで下りてきました。
前半戦終了。
2017年3月19日(日)
瑞牆山荘県営駐車場(6:45)→富士見平小屋(7:20)→鷹見岩(8:10)
→大日岩(8:45)→砂払ノ頭(10:00)→金峰山(10:30)(往路引き返し)
→富士見平小屋(12:30)