強い冬型の影響で晴れているのは関東のみ。
というわけで、首都圏でしかできない企画?御前山巡りへ。
久々に積もった雪の影響がどのくらいあるかどうか。
再開発工事中の上野原駅南口からスタート。
中央線沿いに流れる桂川を桂川橋で渡ります。
右手の上流側にはこれから目指す御前山が2つ並びます。
桂川橋を渡ってすぐを右に、島田小学校の門の前を通って、ひたすら道なりに歩いていくと、山際に到達したところに墓地があり、その脇が登山道の入口となっています。
まずは、最初に目指す鶴島御前山に向けて登山道を登って行きます。
途中急なところもありますが、ロープがたくさん設置されています。
上り坂の傾斜が緩くなってくると石祠が建っており、ここからは傾斜が緩くなり、5分ほどで頂上です。
雪が積もった鶴島御前山の山頂。
山頂を横切って緩やかな尾根の上を進みます。
歩くこと僅かで、分岐の目印、通称ハサミ岩に到着。
ここから登山道を右方向に外れて栃穴御前山へと向かう尾根に入ります。
左手(西方向)には、高柄山が雲の上に顔を出しています。
雲が立ち込める下は、メープルポイントG.C.のあたり。
その右側に続く雲の先には中央線が通る桂川の谷が続きます。
桂川の谷の向こう岸は、百蔵山(中央)や権現山(右端)が連なります。
尾根はところどころ細くなったり、傾斜が急な箇所もありますが、迷うことはない明瞭な尾根です。
栃穴御前山への急登が見えてきました。
山頂手前のコル周辺からは、出発時に渡った桂川橋が見えました。
急登を一気に登り栃穴御前山の頂上に到着。
早くも2つ目の御前山です。
まっすぐに進み、栃穴集落へと下ります。
この御前山は、その昔烽台だったとのことで、栃穴へと向かう尾根上にはところどころに竪堀と思しき溝が横切り、その上には切岸だったと思われるような急傾斜が見られます。
しばし進むとひっそりたたずむ石祠が。
これは尾根上に2つあるうちの上の方のものです。
どんどん下って、あっという間に栃穴の集落まで降りてきました。
桂川の谷の反対側には次に目指す四方津御前山(右)と、左奥に綱之上御前山。
舗装道路を歩いて桂川を渡ります。
中央線をトンネルの上で越えて、すぐ先にある甲州街道を上野原方面へ少し歩くと、歩道橋の先にマツモトキヨシがあるので、その手前を左折して坂道を登って行きます。
上野原西中学校の建物が見えてきました。
四方津御前山には中学校の階段の少し先、カーブミラーのあるあたりからガードレールを越えて植林の中を登って行きます。
すぐに作業用の踏み跡がみつかるので、辿って行き、東西方向に続く小さな稜線に出たら左折して稜線を西に進みます。
行く手を阻む岩盤が出てくるので、よじ登ると、
四方津御前山まで続く小さな岩尾根が見通せます。
この三角形の岩は、左側を巻くことができますが、スリップに注意して登ってみます。
岩の上からは先ほどの中学校やマツキヨが見下ろせます。
その向こうには、登ってきた御前山が。
切れ落ちた反対側の斜面の向こうには、
上野原の工場地帯が見渡せます。
御前山への斜面をぐんぐん登って行くと、だんだん見晴らしがよくなってきます。
フェンスの脇に石祠の建つアンテナ施設が建つ、ニュータウンの裏山。四方津御前山の山頂。
ここから先はアンテナの管理用なのでしょうか、立派な径となり、雪の上にはトレースがついていました。
最後はニチガスのタンク施設の横に鉄階段で降りてきます。
次の御前山を目指すべく一旦四方津の駅へと向かいます。
ここから甲府方面へ1駅。電車に乗ります。
降り立ったお隣りの梁川駅。
改札を出た目の前にあるトイレ裏のこの狭いトンネルで、線路を潜り改札の反対側へ。
八王子方面へ少し民家の脇をおじゃまして通り抜け、小さな砂防ダムが連なる小沢を木の板のような橋で渡ると、立派な作業歩道が出現します。
径は二度ほど分岐・合流しますが、道なりに進むと小さな神社の石段が現れます。
綱之上御前山の道は、この石段の途中を右に進みます。
踏み跡は細いが明瞭で、すぐに明るい尾根を進むようになります。
寺山(綱之上御前山)に到着。
山頂の東側は樹木が伐採されていて見晴らしがよく、これまで登ってきた3つの御前山が見通せます。
その北側に続く上野原の町並みと、高尾山周辺の山並み。
尾根に遮られて見えませんが、手前にある丘の左側は中野貯水池の池があり、近年整備された立派な遊歩道の途中からもここに来ることができます。
登ってきた径を引き返して、また四方津駅の裏へ。
今度は駅の甲府寄りにあるあっちの御前山を目指します。
梁川駅の改札の反対側の中央線沿いを甲府方向に進み、線路のガードがでてきらた、上り線(八王子方面ゆき)をくぐって、上下線の間にある舗装道路を行きます。
しばらくすると小さな資材置き場がありますので、そのすぐ先の地滑り防護設備手前が斧窪御前山への登り口です。
登山道の様な踏み跡がスイッチバックの急登で山頂を目指します。
頂上近くの小さな神社からは、踏み跡がぐっと薄くなり急登となります。
アンテナが建つ斧窪御前山の頂上。
これで5座目。
木々の間からは、つい先ほど登ったお隣の綱之上御前山が見えますが、見晴らしはそれほど良くありません。
来た道を梁川駅まで引き返して、また電車で甲府方面へ。
こんどは2駅すすんで、猿橋駅の北口からスタートです。
桂台の住宅地へ向かう車道を30分くらい歩いたカーブのところが登山口です。
行先表示は「九鬼山」。
北斜面はさすがに雪がたくさん残っています。
この標識の分岐から15分ほどです。
木立の間から見える御前山(厄王山/駒橋御前山)は北側が崖になっているように見えます。
ここまで来たら頂上は目の前。
本日最後の御前山。
これでノルマ達成です。
山頂の北側はスパッと切れ落ちていて、展望抜群です。
中央線の南側に連なる山並みが一望できます。
その右側には道志山塊の山々も。
さらに右は馬立山、九鬼山へと続く山並み。
奥には御坂の山々が。
またまた来た道を駅に引き返します。
●2018年2月3日(日)
上野原(7:10)→桂川橋・駒門→鶴島御前山(8:12)→栃穴御前山(8:37)
→(電車)→梁川駅(10:45)→綱之上御前山(11:25)→梁川(11:55)
→斧窪御前山(12:40)→梁川駅(13:25ー13:45)→(電車)
→猿橋駅(14:00)→登山口(14:20)→駒橋御前山(15:15)
→登山口(16:10)→猿橋駅(16:30)
思い立ったらすぐ行ける。 首都圏近郊のその他のハイキング記録はこちら。
●本日の反省
1)御前山はこれで全部か?
本日登った御前山は全部で6つだが、ネットで検索してみると、全部で7つというタイトルも散見された。
あと一つはどこにあるのか?
もしかして、奥多摩湖のそばにあるあの御前山か? まさかとは思うが。。1日で??
2)お年寄りはやっぱり電車を使って
この御前山スタンプラリー(スタンプなど無いが)は、通常全部歩き通すみたいだが、さすがにそれはちょっと大儀だ。
途中で2回も電車を使った理由(言い訳)は、結構雪が多かったからということにしておこう。雪が無い時期はまた別の理由(暑いとか)ができると思うんだけど。
でも、たぶん次は無いと思うな。
1)御前山はこれで全部か?
本日登った御前山は全部で6つだが、ネットで検索してみると、全部で7つというタイトルも散見された。
あと一つはどこにあるのか?
もしかして、奥多摩湖のそばにあるあの御前山か? まさかとは思うが。。1日で??
2)お年寄りはやっぱり電車を使って
この御前山スタンプラリー(スタンプなど無いが)は、通常全部歩き通すみたいだが、さすがにそれはちょっと大儀だ。
途中で2回も電車を使った理由(言い訳)は、結構雪が多かったからということにしておこう。雪が無い時期はまた別の理由(暑いとか)ができると思うんだけど。
でも、たぶん次は無いと思うな。
0 件のコメント:
コメントを投稿