週間予報では晴れ、前日予報は曇りだった10月中旬の雨の日に、府中・三鷹・調布各市の公園を結んだハイキング(というよりはウォーキング。いや、散歩かな?)です。
小ぬか雨が降る昼下がりに、JR南武線/武蔵野線の府中本町駅をスタート。
府中にはこれまで数十回(もしかすると百回超えか?)来たことがありますが、府中本町駅の競馬場直通改札か府中競馬正門前駅しか通過したことがなく、神社を含めて街中に来るのは初めてです。
想像していたよりもはるかに大きくて立派な神社なのと、雨なのに人がたくさん歩いているのにびっくりです。
とても広い境内は、その昔武蔵国府があった場所だそうです。
この公園は、標高差20~30mの小さな3つの小山(西から前山、中山、堂山)で成り立っており、小山を繋ぐ尾根道の途中からは、晴れていれば富士山が見えるそうです。
それぞれの山頂は木が伐採された広場となっており、ベンチが置いてあります。
今日はあいにくですが、天気が良い日に来れば快適そうです。
最も東側にある「堂山」の上には、この公園と周辺の地名の由来となったであろう浅間神社が立っていました。
再来年に開園100周年を迎える広大な多磨霊園は、一つ一つの区画のほとんどが10畳以上の巨大さで、我が家の墓が30個ほど立ち並べるくらいの大きさです。
お札の肖像画になった方から夏目雅子さんまで、錚々たる方々が埋葬されているとのことで、立派な区画も納得ですが、草茫々の区画も結構あり、少々寂しい面も感じます。
広い園内は路線バスも通り抜けます。
公園の北側を流れる川(野川)の向こう側は「ハケ」と呼ばれる国分寺崖線が続いています。
橋を渡って、所々で水が湧く野川の反対側(左岸)を下って行きます。
野川公園は、とても広々とした公園で、元は国際基督教大学(ICU)のゴルフ場だったそうです。
ゴルフ場を持っている大学って、どんなだろ。
卒業生である眞子内親王と小室圭さんのことくらいしか思い浮かばないんですが...
雨も上がり、繰り出してきたのでしょうか。
天文台通りを調布方面に数百メートル歩くと、その名の通り国立天文台があります。
公園の南端にあるサービスセンターを抜けて正門を出、人見街道を左(東)へと進みます。
野川を渡る御狩野橋あたりで”ハケ”は緩やかとなって行き、ハケの末端の湧水付近には古民家や横穴墓群の遺跡があります。
ハケの斜面を登り、住宅地と畑が入り混じる台地の上を、都道123号線(天文台通り)方面へと向かいます。
野辺山の電波望遠鏡やすばる望遠鏡、アルマ望遠鏡を運用している、あの国立天文台の本部がこことのことで、緊急事態明けに伴い、10月からは屋内には入れないものの毎日見学(実質的には散策)が可能です。
敷地内には、赤道儀室、太陽塔望遠鏡、屈折望遠鏡などを収納するドームや、電波望遠鏡、子午線標などの、よく言えばレトロな昔の観測施設が点在しています。
年季の入った古い建築物の多くは国の有形文化財とのことで、このボロボロの建物の中には重要文化財に指定されている測定器もあるとのことです。
建物の中には入れませんが、スマホの音声ガイドで解説を聞くこともできます。
(別に現地に居なくとも、どこからでも聞けるんですが...)
●本日の反省
今日も出発が遅かった。
ほんとは植物園を見学してから、深大寺そばでも食べて帰ろうと思っていたのだが、そうするには三時間以上早く家を出なければ。。。
それにしても今年の秋の週末は天気が良くないな。(気のせいか?)
思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら。
●2021年10月16日(土)
府中本町駅(12:30)→大國魂神社(12:45)
→府中の森公園(13:10~13:30)→浅間山公園(13:45~14:10)
→多磨霊園(14:10~14:30)→武蔵野公園(14:35~14:50)
→野川自然観察園・野川公園(14:50~15:25)
→国立天文台(16:00~16:20)→神代植物公園(16:30)
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