五色沼散策と共に裏磐梯を代表する散策路である雄国沼に出かけてみました。
1日目はこちら
猫魔火山中央部の凹地にある雄国沼は、四方からハイキングコースが通じていますが、今回は裏磐梯から最も近いところに登山口がある「雄国沼せせらぎ探勝路」から登ります。
裏磐梯高原駅から国道459号線を数kmはしったところにある、その名も「雄国沼登山道入り口」バス停のそばにある駐車場から、雄子沢沿いの緩やかなハイキングコースを進みます。
お盆すぎの平日だったためか、この登山口から登ったのは我々だけだった様です。
ブナやミズナラの林を一時間ほど歩くと、雄国山と沼との分岐に到着します。
沼と山のどちらへ行くか迷ったのですが、まずは雄国山へと登ることにします。
15分ほど登ると、雄国沼全体が見渡せてきます。
山頂に建てられた展望台からの眺めはとても良いです。
この山頂はラビスパ裏磐梯を起点とする登山道の途中にあり、ラビスパ方面から何組かが登ってきました。
南東側に見える一番高いところが猫魔ヶ岳でしょうか。
こちらは登って来た反対側に見える檜原湖。
沼へ向けて登って来た径を引き返します。
先ほど右折した分岐を直進して、沼のほとりに建つ大規模な休憩舎の前で一服です。
ついでに猫魔ヶ岳へ登ることにします。
緩やかなブナの森をちんたら登り、、
最後の急坂が終わると、沼から一時間で猫石という大岩にでました。
先ほどまで居た雄国沼のみならず、猫魔火山のカルデラ全体が見渡せる絶景の展望地です。
その右手は檜原湖、小野川湖をはじめとする裏磐梯の湖沼群です。
猫岩の根元で一休み。
西半分のパノラマです。

猫岩からさらに先。一旦下って登りなおすと猫魔ヶ岳の山頂です。
磐梯山が隣に聳えます。
猫岩に隠れて雄国沼方面こそ見えませんが、他の方角は大展望です。
帰りは来た道を引き返します。