首都圏から半日で散歩できる多摩丘陵のハイキングの記録です。
今日は小田急多摩線のはるひ野駅から、「多摩よこやまの道」と多摩ニュータウンの遊歩道の一部を経由して、多摩センター駅まで歩きます。
はるひ野駅南口に降り立ったら、先ずは右手(西側/多摩センター側)にある歩道の跨線橋を渡ります。
※黒川谷ツ公園は、コロナ禍以降に北側のゲートがクローズされており、通り抜けられないことが多い模様です。事前に確認いただくか、尾根幹線道路方面へは園内を経由しない方法(はるひ野駅南口そばのバディ幼稚園前を右折直進するか、京王線若葉台駅から稲城第六中横を通るコース)をお勧めします。
公園の多摩センター側半分からは京王線がぐっと迫ってきて、小田急線と並走します。
線路に挟まれてだんだん細くなる公園は、やがて上り坂となり、立派な舗装道路にでます。
道路の反対側のブロック法面の上が「黒川よこみね緑地」で、緑地の中に「よこやまの道」が通っています。
案内表示と階段に導かれて緑地へと入ります。
園内の中央部には、北に隣接する「丘の上広場公園」からやってくる「よこやまの道」が走っていますので、これを南へと進みます。
進行方向右側のすぐ下はクルマが頻繁に行き交う東京の幹線道路。左側の川崎市側は緑地が続きます。
ところどころで、緑地の隙間から、川崎側の宅地が見えます。
川崎市の北端に、東京都多摩市境沿いに細長く広がる「黒川よこみね緑地」のすぐ反対側は、都道18号線、通称南多摩尾根幹線道路が並走していますが、川崎市との道路交通は遮断されており、都県境には歩行者以外の通行はありません。
今日は、はるひ野駅で一旦京王線側へと行きましたが、南口の改札をでてから右に適当に進んでもこの辺りにやってくることができます。
「よこみね緑地」の幅が広くなってくると、東京側にも工場が迫ってきて、黒川丸山特別緑地保全地区となります。
周辺には諏訪ヶ岳や黒川丸山城跡などの地名がありますが、意識しないと気付かずに通り過ぎてしまいます。
解説板のある「防人見返りの峠」から下っていくと、平坦で道幅が広くなった道は国士舘大学のキャンパスとグランドの間を通っていきます。
そして、大学の敷地を抜けて鎌倉街道が近づいてくると、一旦遊歩道はなくなり、普通の道路を歩くことになります。
墓地を見下ろしながら脇を通過したら、また舗装道路に降りるので、明大中野南野グラウンドと恵泉女学園大学の間の坂を上ります。
左手に「一本杉公園」の入口がでてきました。
一本杉公園は野球場やテニスコートがある大きな総合公園で、通りの南側は池や森、古民家などが整備されています。
旧加藤家住宅
その後は右手に南野3丁目の住宅を見つつ、左手はたまに開けて丹沢が見通せる丘陵の縁を歩き、セブンイレブン多摩南野店の手前でついに尾根幹線道路を歩くことになります。
東京国際ゴルフクラブのハウス近くにある古戦場伝説なる場所から、尾根幹線道路を歩道で越えてニュータウンに入ります。
ゴルフ場から駅までのニュータウン内は、全て公園で連結されており、車歩は完全分離。
ここは、鎌倉街道が立体交差となっており、どこを行けばよいのか迷いが生じやすいところですが、googleMAPなどで「サンメモリアル東京管理事務所」を目指していけば、どこを通っても大きな間違いはないと思います。
やがて道路脇に遊歩道の表示がでてきます。
そこから見下ろして見えるのが旧有山家住宅です。
古民家の西側の低地には、古い多摩丘陵の風情を残す緑地があり、鎌倉脇街道が通っていますので、そこから階段を上って公園の駐車場付近の通りへと戻ります。
ここまでは時々寸断されながらも緑地内を通ってきた「よこやまの道」ですが、一本杉公園から先は、常にどちらかが宅地となるニュータウンの外れを歩き続けることになります。
なので、市街地を歩くとき同様の道迷いが生じやすくなります。
下の写真は中坂公園から歩いてきた方向を振り返った画像ですが、正面の道の歩道から直接ここに登ってくることができず、一旦下を横切るバス通りを写真の左側に回り込んでここまで来ることになります。
よこやまの道はまだしばらく続きますが、この先はまた別の機会に歩くこととして、ニュータウン内の緑道を通って多摩センターの駅から家路につくこととします。
ところどころに展望スポットもあり、閑静な住宅地を抜けていきます。
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