埼玉県飯能市から秩父市に向かって走る西武池袋線・秩父線の北側に沿って連なる関東山地の山中に広域林道のグリーンラインが走っています。
この山並みは横瀬町芦ヶ久保の丸山(標高960m)を最高点として、関東平野に向けて徐々に標高を下げてきているので、西から東へと走れば下り一辺倒でさぞや楽ちんだとおもっていたところ、2019年の台風16号により各所で寸断されてしまい、それどころではなくなってしまいました。
しばらく忘れていたところ、最近になって去年(2021年)の夏に復旧していることに気付いたので、天候不順のこの夏に緩く走行してみることにします。
完全走行のためには秩父盆地の東側か西武線の芦ヶ久保駅から埼玉県民の森を経由するのですが、丸山と大野峠の間がまだ通行止めなので、大野峠を起点として飯能まで下ってみました。
林道を下った動画は4つに分かれています。(行をクリックするとTimeWarp動画が始まります。YouTubeの字幕をオンにすると、ちょっとした注釈がでます)
本当は西武線沿線の武蔵横手か高麗の駅に下ってきたかったのですが、どこかで道を間違えて山の反対側に下りてしまったので、帰りは高麗神社と巾着田に寄り道しました。
あと、大野峠付近が通行止めだったため、自転車はあらかじめ峠にデポして、駅から大野峠までは歩いて登りました。
動画前後の行き帰りの模様と、寄り道した奥の院は、静止画で以下に掲載します。
それでは、大野峠へのアプローチからです。
道の駅あしがくぼの第二駐車場は、芦ヶ久保駅への坂道の入口、道の駅の対岸にあります。
国道299号線のこの看板から、県民の森目指して果樹公園の方へと登って行きます。
標識も完備されており迷う心配はありません。
本当はここもチャリで走れるといいのですが、この先が通行止めだそうです。
県民の森のトイレの横から最後の登りで豪華な展望塔のある丸山山頂に到着です。
山中の巨大な塔は宝くじが外れたお金が活用されていました。
立派な展望台ですが、今日の展望は今一つです。
径いっぱいに広がる栗のイガを踏みながら登ると、舗装された林道を横切ります。
林道を横切ると、今度は県民の森の舗装された遊歩道を横切ります。
この周辺から丸山の先までは、県民の森として園地化されていました。
それでは、古い四阿の立つT字路、大野峠からチャリでスタート。
ガスに煙った山頂から引き返して、再び林道を下ります。
顔振峠を経由して阿寺の宋林寺付近までは、グリーンラインの中でもアップダウンが少ない区間で、特に厳しい登りはほとんどありません。
しかし、その先からはジェットコースターのような上り下りが連続するようになります。
登りで疲れたので脱力して下っていると、西武線沿線とは反対側の鎌北湖側に下りてしまいました。
鎌北湖から県道30号線まで下って、池袋線方面に向かうことにします。
県道30号線を走っている途中、少し逸れたところにある高麗神社に参拝していくことにします。
はじめて来ましたが立派な神社です。
なので、曼珠沙華が見頃ちょっと前の巾着田にも寄ります。
途中ぼーっと走っていたら道を間違えて、くたくたです。
お、この辺から結構咲いてます。
三年ぶりの開催(シルバーウイークから10月2日まで)の今年は、会場のボランティアの人たちもなんだかとても嬉しそうに感じるのは気のせいでしょうか。
入場料は¥500に値上がりしましたが...
2022年9月17日(土)
道の駅あしがくぼ(8:35)→丸山(10:25)→大野峠(10:50)
→関八州見晴台(11:40)→阿寺(12:10)→鎌北湖(13:05)
→高麗神社(13:50)→巾着田(14:45)→高麗駅(15:15)
●本日の反省;
・道をどこで間違えたのかさっぱり思い当たらないし、動画を見てもわからなくてこまった。
・思いのほかアップダウンが激しくて、下り坂人生にとっては、まいった。
とはいえ、自転車で基本下り坂のコースが、トラックログによると全行程の距離は43.7kmとのことだ。
フルマラソンランナーってすごい。
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