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2024年2月2日金曜日

飯能アルプスの一部(ハイキング;天覚山~天覧山)

 二週間ほど前の正月明けに、子ノ権現から飯能を目指して歩いていたら途中で雨が降って来たので、天覚山で撤退することになりました。

今日はその続きで、東吾野駅から天覚山に登り、飯能駅を目指すことにします。

東吾野駅から天覚山を指す道標に従い、踏切を渡ってスタートします。

天覚山への道標は全て完備されており、地図などを持たずとも最短ルートを迷わずに歩くことができます。

が、一か所だけカーギルの森の看板の近くにある分岐には道標がありませんでした。
ただ、どちらに行っても天覚山に到着します。
直進は長尾坂配水場を経由して沢筋コースで山頂へと向かいます。
今日は尾根を登って行く右の道を行くことにします。

どういった経緯なのか米国の穀物メジャーが植林した森を抜けると、すぐに急登となり、標高差100m少々登ると緩やかな尾根を辿って、駅から一時間足らずで両峯神社跡の平坦地に到着します。
神社跡の裏の凸が天覚山の山頂です。

山頂の片隅にひっそりいるこいつは、他でも見かけたような気がしますが、どこでだっけ?

晴れてはいるものの寒気が迫ってきているからでしょうか。ちょっと靄っぽいです。

丹沢方面もどれがどこだかちょっとわからないですね。

東峠へと急坂を下ります。

奥武蔵独特のデジャヴ満載。単調な植林の中のアップダウンを15分ほど行き、突き当たった舗装道路を標識に従い左折したすぐ先が東峠でした。
(舗装道路に出る少し前で高圧線の下を右折しました)
東峠の舗装道路は、駅からスタート直後に歩いた林道で、天覚山を経由しなければ30分ほどでここまで来れます。

ちょっと前に歩いたのではないかと思うような植林の中を歩いていると、そばに鉄塔がある338m標点(表示はありません)を越えたあたりから、飯能グリーンC.C.の敷地境界に沿っていくようになりました。

樹間からゴルフ場が見下ろせる場所が数ヵ所ありましたが、展望が開けるというほどの展望はありません。
そして、この辺りからハイキングコースの傾斜がどんどん緩くなり、径もしっかり整地されてとても歩きやすくなってきました。

標識も新しいものへと変わって行きます。

丸太ベンチのある303m標点を過ぎると、久須美という名前の付いた地名が続きます。

武蔵横手駅への分岐がある久須美峠。

県道70号(飯能下名栗)線沿いの久須美への分岐がある久須美坂。

お堂がある久須美山を過ぎると、10分ほどで石が積まれた永田山に到着します。

永田山のすぐ下には永田台の分譲地が広がっていました。

団地最上部の「丘の上公園」を見ながらトレイルを下りますが、すぐ隣の住宅街に歩きやすい舗装道路を見ているうちにハイキングコースを行くのが面倒くさくなり、途中で分譲地のなかを歩くことにしました。

宅地を抜けて永田台通りのバス通りを、本来歩くはずだったハイキングコース入口を横目に下って行くと、県道との交差点の信号が見えるところで、多峯主山を示す道標があったので左折します。

この多峯主山への径は、意外とアップダウンがあり、途中からは左(北)側に宅地開発用(なのか開発途中放棄)地と接しながら、うねうねと植林を進んでいきます。

そして、最後の急登を登ると、園地の様に整備された多峯主山山頂付近に飛び出しました。

雨乞池(あれなのか?)を見下ろしながらトイレ横の階段を登ると、多峯主山に到着です。

ほぼ360°・実質200°くらいの大展望です。

加治・阿須丘陵を背にした飯能市街が一望できます。

うぅ~む。
ここだけでよかったな。

市街地とは反対側の歩いてきた方向。奥には奥秩父の山々。

奥武蔵グリーンラインの尾根ですかね。

どこも斜めに見えて空間が歪んでいる様に感じるのは、カメラではなく永田台の団地が傾いているせいですね。

ぽかぽか陽気の中で休憩してから、天覧山へと向かいます。

ファミリーハイクの定番ルートを歩くこと30分で到着。
こんなに整備されてたっけ?

木が茂って展望が悪くなってきたように感じます。
いや、前から変わってないか?

展望台の手摺の上に立ち、落っこちそうになりながら一枚。

遠くにうっすら延びるのは笹尾根?

大岳山か馬頭刈山だかの向こうには富士山が見えるはずなのですが...

駅へと下ります。
立派なトイレと公園は5年ほど前の2018年に通っているはずなのですが、記憶から消滅していました。

中央公園の向かいにある商業施設、OH!!!なんとかの魔法!!?も、全く記憶にないなー。
認知力まずくないか?

駅に着いたら、特急が4分後に発車だったので慌てて改札に入ったら、中にもう一つ改札があり、指定券の購入が必要とのことで、更に慌てて購入。
地元の通勤では、いつも指定や別料金なしで特急に乗ってるので、なんだか違和感あるんだけれども、駅員さんによるとそれは京急だけなんだって。
でもそういえば、秩父行くのに特急なんかあったっけな?
というわけで、池袋まで追加料金¥600払って特急「ラビュー」に乗ったら、超快適で微睡む暇もないうちに池袋に到着。
今度これで秩父まで行ってみたくなりました。

思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら


●本日の反省
①東側の飯能アルプスは整備良好
 天覚山から飯能の駅まで、普通に歩いて4時間ほどだった。
 しかも東へと進むにつれて急速に歩きやすく(路面や道標が整備され、傾斜が緩やかに)なって行く。
 前回、悪天候を理由に途中から東吾野駅にエスケープしたが、その必要はなかったかも。

②飯能は変わったのか/気づいてないだけだったのか、それとも記憶から消えたのか。
 数年ぶりの飯能再訪だったが、展望や道中の様相、商業施設も特急電車も、どれも記憶にないか、記憶とは異なっていた。
 変化したように感じられること自体は悪くないからまあいいか。錯覚でなければの話だが...

●2024年1月31日(水)
東吾野駅(8:55)→天覚山(9:45)
→東峠(10:08)→338m標点鉄塔(10:18)
→303m標点(10:45)
→久須美峠(280m標点;11:03)
→久須美坂(久須美分岐)
→久須美山(11:10)→永田山(11:20)
→永田台南バス停(11:40)
→大黒山(12:00)→多峯主山(12:20~12:50)
→天覧山(13:20)→能仁寺入口(13:35)
→飯能駅(14:00)



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