2025年10月7日火曜日

多摩丘陵ハイキング(横浜市 山と緑を感じる自然豊かなルート)

 横浜市南部の田舎道を歩いているときに、ごくたまに目に入ってくるこの薄緑の看板。

あさひくんとミドリンのキャラクターが描いてあるほかは特にタイトルらしきものも見当たらず、赤と水色の線が何をあらわすのやらと思っていましたが、「健みちルート」のCコースの案内版だそうです。

なんじゃそりゃ。
WEB検索やAIの解説でもわかりやすい答えが返ってこないそのルート(なのかコースなのか)は、横浜市の「健康みちづくり推進事業」で整備されている23コースのうちのひとつだそうですが、CコースとはいってもAコースのパンフレットは存在せず、BとCのコース以外の数字のコースのパンフレットも歯抜けがほとんど。
そして、道中現地の案内標識も歯抜けばかりでロストの嵐。
特にこのCコースは、外れずに歩くのがとても難しいですが、涼しくなってきた秋の休日に完歩を目指してGO!

相鉄本線鶴ヶ峰駅北口の階段を降りて、右にあるケバブ屋さんの前を通り3分ほど歩くと、帷子川の水を引き入れた涼し気な公園があります。
駅の北口をスタートした時点で既にコースを外していました。

隣を流れる本物の帷子川に架かる水道橋という意味ありげな橋を渡って、上の大きなガード(鶴ヶ峰橋という名前です)の道路に階段で登ると、そこは鶴ヶ峰バスターミナルという信号で、向かい側の洋服のAOKIとファミマの間を登って行く階段が実質的なスタート地点となります。

階段を登って矢印の方へ行った40m先を右折するのですが、そこに表示は無く、まっすぐ進んで二度目のロスト。

お地蔵さんの角で六ッ塚の表示に引かれて右折すると、六ッ塚の解説と畠山重忠の石碑が立っていましたが、塚はどこにあるかわかりませんでした。

そのまままっすぐ坂道を登って行くと、すぐそばのガードレールに「浜水橋」と書いてある貯水池の門に到着。
奇跡的にルートに戻りました。

浜水橋から「ふるさと尾根緑道」がはじまります。
ズーラシアまで続くこの緑道は、水道の送水管の上につくられた歩行者専用道。

緑道のスタートは今宿東公園と接しています。

水道管が埋まった上を行き、水道が道路を渡るときは一旦水道橋の下に降りて続いて行きます。

今宿の団地を過ぎたあたりから家並みがぐっと少なくなり、周囲は群馬県の山間部のようにソーラーパネルが敷き詰められてきます。

廃棄物業者が隣接する凸を階段で越えたら、中原街道が見えてきて旭陵高校の交差点に到着しました。
ここからルートは中原街道を動物園入口の信号まで下って行きますが、そんな表示はないので水道の上を直進すると、ズーラシアの入園ゲートの案内板がでてきました。

せっかくなので入園料を払って中を通り抜けて行くことにします。

閉園間際の動物園は閑散としており、動物もどこかのんびりした雰囲気を醸し出しています。
こちらが勝手に自分の感情でそう感じているだけかもしれませんが...
お~い。と呼んでも無視され続けます。

そんな中で一際落ち着きの無さを放つ2頭。

反対側の北門から退場すると、駐車場の向こう側の道路の先にルートが続いているはずですが、

里山ガーデンのゲートは既にクローズしており、入口の警備員の指示に従って、森林遊具施設の脇から解放されている外周道路を迂回していきます。

里山ガーデンの敷地を抜けたら、ひかりが丘の団地を突っ切って四季の森公園の西口広場でルートに戻りました。

階段で公園の谷戸に降り立つと、谷戸の流れは湿原、草原を抜けて池へと続きます。

池の向こう側の北口から続くプロムナードを歩いて中山駅へ。
さて、JR横浜線と市営地下鉄が通るこの駅から鶴ヶ峰に戻るにはどうすれば良いのだろう?
東急/相鉄新横浜線が開通する前はいったいどうしていたのだろう?

思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら

●本日の反省…ルート通りに歩くことはできなかった。
 予想通り、忠実にルート上を歩く難度は相当高い、ある意味謎の道。
 もしかして踏破は無理じゃないだろうか。ダウンロードした詳細地図を見ながら歩いても、時期や時間帯が合わないと歩けないかも。
 かといって、もう一度歩きなおす気にはならないなぁ。


●2025年10月5日(日)
鶴ヶ峰駅(14:45)→帷子川親水緑道(14:48)
→鶴ヶ峰バスターミナル信号(15:00)
→六ッ塚(15:10)→浜水橋(15:20)
→尾根緑道→上白根1丁目バス停(15:35)
→旭陵高校前交差点(15:55)
→ズーラシア(16:00(正門)~16:45(北門))
→四季の森公園(17:08(西口)~17:20(北口))
→中山駅(17:35)


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