2023年7月25日火曜日

海沢川 下部ゴルジュ(沢登り)

 梅雨明けの7月下旬。猛暑が続くので、納涼沢登りにでかけました。

行先は2020年のお盆明けに行った奥多摩町の海沢川です。
今回は遡行よりもカラダを冷やす水泳が目的です。

午前8時前に海沢林道に入ると、予想していたよりもはるかに気温が低く、このままゴルジュ遡行に突入するのは躊躇されたので、気温上昇を待つ間に海沢探勝路の散策をすることにしました。
三ツ釜の釜に飛び込んでみたくなるものの、まだ寒いです。

海沢園地でハイキングの支度をしていると、完全装備のカップルが到着して、ウエットスーツを着用しはじめますが、それを横目に探勝路へと滝巡りに向かいます。

ネジレノ滝から先は探勝路が通行止めだったため、大滝へは行かずにここで引き返します。

入口の三ツ釜の滝まで戻ってくると、気温はまだまだ上昇しないものの少し汗ばむくらいに暖かくなってきたので、海沢林道を下って沢登りを開始することにします。

今回は下部のゴルジュが終了する脱渓地の石積み堰堤の脇で路幅が広くなっているところにクルマを停めて、なるべく上流側から入渓すべく、川への降り口を探しながら林道を下ると、作業径の入口らしき利水の表示を発見。
左岸枝沢出合ジャストちょい上流にある林業作業用の橋から入渓しました。

すぐに最初の小滝がある淵に到着したので、泳いで行って滝を登ります。

その後も先頭につけたロープを牽引して後続は高速移動します。

唯一の滝は、3年前についていた右岸のハシゴがなくなっていました。

渓相は全体的に2020年と大きな変化はなく、難度も通過の仕方も変わりありませんでした。

ここのインゼル状のとこの、右側のチョックストーンに木が絡まっているのだけがちょっと雰囲気が違いました。
今年は左のナメ滝を突っ張りで登りました。

のんびり2時間の遡行で井戸沢出合に到着して終了です。
石積み堰堤の上の崩壊が進んできたので、堰堤下の右岸ロープ沿いに脱渓しました。
前回までは左岸を上がり、堰堤上を渡渉していたのですが...

納涼の期待に反しない快適な水遊びができました。
水温はそんなに低くなく、凍えることはありませんでしたが、水中でちょっともたもたすると寒くなってきました。

道中の詳しい状況は前回の記録にあります。

●2023年7月23日(日)

ハイキング
海沢園地(8:00)→三ツ釜の滝→ネジレノ滝(8:15)→海沢園地(8:30)

沢登り
天地沢出合付近作業径橋(9:15)→海沢川遡行→井戸沢出合上流の堰堤(11:15)









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