2023年の梅雨は、海の日の週の金曜日に突如明けましたが、関東平野に長らく溜まった湿気は、昼頃から周辺の山岳に雷雨を発生さているため、梅雨明け翌日は遠出は控えることにして、炎天下の市街地でウォーキングします。
稲城市-川崎市、多摩市-町田市境の緑地を繋ぐ「多摩よこやまの道」は、今まで部分的に歩いたことはあれども両端を通しで歩いたことがなかったので、起点から終点までをコンプリートしたいと思います。
それでは京王相模原線の若葉台駅からスタート。
向こうに見えるコンクリート製の歩道橋まで行くと行きすぎです。
稲城台病院入口の信号の坂を登って行くと、てっぺんが「丘の上広場」という少し見晴らしのよい公園となっているので、左折して緑地を南へと行くと、そこがよこやまの道の起点となっていました。
遊歩道は右側に並走する南多摩尾根幹線道路に沿って続きます。
コロナ以降は北側の入口が閉鎖されたままとなっている谷ツ公園を左に見下ろしながら、京王相模原線と小田急多摩線のトンネルの上で横切って行きます。
左側に巻き径がある階段を登ると、上は諏訪ヶ岳の三角点です。
配水池と農地の横を通って行くと、防人見返りの峠という標柱が立つ見晴らしの良い場所になりました。
ふむふむ あれが丹沢か...
坂を下って少し先へと進むと、分倍河原合戦の看板の手前で左の川崎市側へと分岐する径があるので、宮前区の谷戸に寄って行くことにします。
雑木林の中の緩いスロープを下って行くと、細長い農地が続く「入り谷戸」にでました。
この辺りは、よみうりランドのそばを流れて多摩川へと注ぐ三沢川の源流部で、細かく分かれる支流ごとに細い谷戸が分岐して続いています。
道路を右折して低い丘を越えると、10分も歩かずに隣の七ツ谷戸へと抜けます。
ここまでの区間は、宅地はあれどもどちらかというと緑地内を通る方が多かったよこやまの道ですが、一本杉公園を境に、ほぼ宅地内や幹線道路沿いを通って行きます。
南野二丁目で県道156号線にぶつかると、正面の法面を反時計回りに迂回して、その上に登ります。
やってきた道路を見下ろして背後の階段を登ると、また住宅地の端を歩いて行きます。
このT字分岐の左の法面の上が、昔馬頭観音があった場所で、ぐるっと回り込んで上に出ると、唐木田方面のニュータウンと清掃工場が見渡せます。
梅園や田んぼの横を通って行くと、公園の中心部にでました。
最寄り駅は南大沢か京王堀之内です。
堀之内に向かうべく、道路を渡り松木公園~その先の浄瑠璃緑地を抜けていきます。
浄瑠璃緑地の途中から道路の反対側にある別所お月見公園へと入ると、園内を通るせせらぎ緑道が堀之内駅の近くまで続いています。
団地内を抜ける水路沿いの緑道は、幹線道路を越えながら駅の近くでおしまいとなります。
駅ビルの間を通り抜けて駅に到着しました。
暑かった。
明日からは涼しいところにおでかけしたいな。
●2023年7月22日(土)
若葉台駅(11:45)→稲城台病院入口→丘の上広場(12:10)
→多摩よこやまの道→三角点(諏訪ヶ岳;12:30)
→防人見返りの峠(12:40)→分倍河原合戦と県境の尾根(12:45)
→入り谷戸→七ツ谷戸→国士舘大学多摩キャンパス(13:10)
→よこやまの道→多摩車庫前バス停(鎌倉街道横断点;13:22)
→妙櫻寺(13:30)→一本杉公園(13:40~13:50)
→中坂公園(14:05)→東京国際C.C.クラブハウス(Y字橋;14:25)
→ガスタンク(14:40)→大妻学院(14:50)→唐木田給水場(15:10)
→長池公園(里山口;15:20)→自然館(15:30)
→松木公園(15:45)→浄瑠璃緑地→別所お月見公園(15:50)
→せせらぎ緑道→せせらぎ橋(16:00)→京王堀之内駅(16:15)