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2022年5月5日木曜日

京都の庭と観客(その3;平等院・金閣)

 前回の京都訪問以来、1年半が経過しました。

コロナ禍による2年連続の行動制限が解除されて、3年ぶりに自由に往来できるようになった2022年のゴールデンウイークに、2泊3日の観光にリトライです。

早朝に横浜を出発して、京都駅で奈良線に乗り換えて宇治までやってきました。

表示に従って駅から15分ほど歩いて平等院に到着です。

どの門からも、入門するとすぐ目の前が鳳凰堂です。堂が正面から見える場所には既に大勢の人が集っています。


皆、真正面のできるだけ近いところに集中していますが、お堂の中の阿弥陀様の顔が見えるところでお願いごとをするとかなうとのことです。
近寄ってみると、サッカーの試合で勝てますようにと言っている少年をはじめ、それぞれが願い事を口にしています。

そのまま鳳凰堂と池の周りを時計回りに回って行くと、「鳳翔館」という博物館があります。
撮影禁止のため残念ながら画像がありませんが、建物も展示物も素晴らしいところで、是非ご自身の目でご覧になることをお勧めいたします。

鳳翔館を出ると、鳳凰堂の裏面が浄土宗のお寺となっており、お賽銭を伴う参拝はこちらでするみたいです。

鳳凰堂を一周ぐるっと回ってきておしまいとなります。

せっかくですので、平等院周辺を散策することにします。

平等院の正面の方向には宇治川が流れており、塔の島と橘島という細長い中州が2つ連なって、宇治公園となっています。
橘島から朝霧橋をいう橋で対岸に渡り、ちょっと寂しげな宇治神社という神社に参拝しました。
神社からは「さわらびの道」という道路を通って戻りましたが、ずいぶんたくさんの観光客とすれ違いました。
皆どこに行くのだろう?

JR宇治駅に戻り、続いて最も有名なこのお寺へと向かいます。
円町に宿をとった関係で、アクセスは京都駅JR嵯峨野線へと乗り継ぎ、円町駅から204か205番の市バスで「金閣寺道」まで来ました。
一点豪華な定番の光景です。
このブログの初回を飾った2016年以来、今回が約6年ぶり2回目の訪問です。

これは金閣以外の数少ない見どころ「陸舟の松」ですが、周回路からほんの5m離れているだけで、誰も見物していませんでした。

ここからは一旦金閣の裏側に回り込んで、背後の丘に乗りながら入場口の方向へと引き返します。

初日はこれで引き揚げます。

●2022年5月5日(祝)
 良く晴れた子供の日は、どこへ行っても人がたくさんで、世界遺産はベルトコンベア式の回遊見学に近い状態でした。

●本日の反省
 ・すぐそばまで行った世界遺産を見なかった。
 世界遺産の「宇治上神社」の目の前まで行ったのだが、そうとは気づかずに引き返した。 
 本文中にも書きましたが、「宇治神社」の帰り道で「さわらびの道」を歩いているときに、すれ違う人の多さに違和感を感じたのだが、あれは「宇治上神社」を目指す人たちだったみたいだ。
 この神社、名前が微妙に異なるが、どう違うんだろう?

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