まとまった雨も少なく、あまり梅雨らしくない2016年の6月。
週末に雨が降らない日が多いので、日帰りで登山にでかけることにしました。
日本人なら日本百名山。
登るなら単に頂上に立てればそれでよいということで、できれば簡単にクルマで登れる山にしたい。
と、「百名山」で検索して楽そうな場所を探し、「霧ヶ峰」に決定。
横浜の自宅からはちょっと遠いのが難点ですが、楽ちんには替えられないということで出発。
ビーナスラインの八島ヶ原駐車場に車を止めて、トイレ脇から車道をくぐると、湿原を見晴らす展望場所です。
右手奥の平らな丘の上に小さく見えるドーム状建物を目指して出発。
先ずは湿原の北縁を通る木道を進みます。
ちょうど湿原を時計回りに行くイメージ。
おっ。
さっそく目標の丘の上の建物が
ぐぐっと近づいてきたような気がするぞ。
湿原の東端から丘を登り始めてしばらく行くと、「物見石」という、高さ5mくらいの岩がある見晴らしの良い場所に着きました。
結構登ってきた割にはあまり近付いてないような、、、
写真に写っている緩やかな登り道を進むと、「蝶々深山」という場所に。
あら、間に深くて広い溝があったのね。
「車山湿原」という名前だそうです。
一旦下ってまた上ると、スキー場のリフトが見えてきて車山の頂上に到着です。
山頂は人がいっぱいだ。
そして、振り返れば美しい起伏の草原に、これまで歩いてきた道が一望できる。
目標の建物ばかり見ていないで、もっと景色を楽しみながら歩けば良かったか。
そして、一番奥の方の丘の上を見ると、何かアンテナのようなものがたくさん建っているが、
あそこはもしかしたら、もう一つの百名山「美ヶ原」か?
こっちよりもたくさんアンテナがあるということは、もしかするともっと楽勝か。
頂上からは、「車山肩」の駐車場に向かって幅の広い道を下ります。
岩だらけの道ですが、車高の高い四駆なら何とかなりそうな道。
この道を車で通れれば、完全無歩行登頂ができるのだが。。。
駐車場近くの遊歩道脇に三脚の列があったので、カメラの先を見てみると、小鳥(ホオアカ?)が美しくさえずっている。
まるで餌付けされたのような至近距離(4~5メートルくらい)で、望遠レンズの連写に応える。
自分もうがいをしているようなさえずりポーズを撮ろうと試みるが、コンパクトデジカメの限界か、むっつり悪人面の画像しか映せない。
遊歩道を通り、八島ヶ原の南側を通って、出発点に戻ってきました。
梅雨の合間によく晴れた一日。
2016年6月18日(土)
八島ヶ原湿原駐車場(8:50)→物見石(9:40)
→蝶々深山(10:00)→車山(10:30)
→車山肩(11:10)→沢渡(11:30)
→八島ヶ原湿原駐車場(12:00)
ページ
▼
2016年6月22日水曜日
ページ
▼
Tips
-
首都圏から半日で散歩できる多摩丘陵のハイキングの記録です。 今日は小田急多摩線のはるひ野駅から、「多摩よこやまの道」と多摩ニュータウンの遊歩道の一部を経由して、多摩センター駅まで歩きます。 はるひ野駅南口に降り立ったら、先ずは右手(西側/多摩センター側)にある歩道の跨線橋を渡り...
-
梅雨の晴れ間に、久しぶりに奥秩父の沢に行ってきました。 青梅街道を丹波山村からさらに甲州方面に走り、トンネルを2つ抜けた先で左側へと下ったところにある三条新橋のすぐ先にある林道泉水横手山線の入口ゲートには、7~8台の車が止まっていましたが、まだ空きスペースは数台ありました。...
-
9月に入っても首都圏の猛暑日が続く2023年の夏。 もう一度くらいどこかに泳ぎに行こうかと思っていた矢先、木曜の朝に目が覚めたら腰痛になっていました。 たまには短距離で高低差のない場所へ、のんびり釣りにでも行くことにします。 セブンイレブンあきる野戸倉店で日釣り券を購入。 東京は...
-
伊豆山稜線の近くにある大滝川(仁科川水系)の支流にある”三階滝”は、踊子歩道の旧天城トンネル付近にある”二階滝”と名前の響きが似ているため、今まで天城にあるものだと錯覚していましたが、天城山脈の西側、西伊豆町の猫越岳の南側にありました。 ちなみに、安達太良山を流れる湯川にも同名...
-
梅雨明け後の一週間も山間部は夕立が続き、沢の水がどの程度減ったかの予想がつかないため、もともとあまり水が流れていない、北秋川の支流を選んで沢登りに出かけました。 初級向けの小沢「シンナソー」が目的ですが、遡行時間が2時間程度と非常に短いため、行く前に北秋川の向かい側にある月夜見...
-
塩原温泉を流れて那珂川町馬頭で那珂川に合流する箒川。その支流赤川は、途中で流入する冷泉の青色とその泉質が赤く染める岩肌が有名ですが、WEBで検索してもあまり遡行記録が出てこないのと、たまにある記録も結構な強者によるものばかりだったので、興味はあれども長らく敬遠していましたが、思...
-
梅雨も明けて夏本番となったと思う間もなく8月。 うかうかしていたら夏も終わってしまいます。 そこで、少し遠出をして信越地方の百名山 妙高山へ遠征です。 本サイトは極力自動車を用いて登山する趣旨でタイトルを設定していますが、ここに記載されているのはスカイケーブルから一般登山道を...
-
梅雨前線が一瞬南下した隙をついて、梅雨の晴れ間ができた東北南部の癒し系の沢に行ってきました。 羽鳥湖から西流し、会津西街道に沿って会津盆地へと流れる大川(阿賀川)に注ぐ鶴沼川の支流二俣川は、二岐温泉の奥にある御鍋神社付近で、神社のそばを流れる右俣と、大白森山を水源とする左俣...
-
2021年の夏は7月中旬から暑さが続き、8月5日にはついに猛暑日を観測した地点が全国で200か所を超え、日中は連日痛いような暑さが続いています。 緊急事態宣言下の南関東においてはおとなしく過ごそうとしていたものの、ついに耐え切れなくなり、昨年同様、納涼泳ぎ沢へ行くことにしました...
-
今回遡行する墓場尻川は、霧積温泉の奥にある十六曲峠付近を水源として坂本宿の近くで碓氷川と合流する霧積川の右岸最大支流で、霧積ダムのバック・ウォーターに注いでいます。 古くは雄滝と雌滝という名瀑があることで知られていたそうですが、2010年に沢登りのガイドブックに掲載されて以降は、...
0 件のコメント:
コメントを投稿