ページ

2023年12月26日火曜日

沼津アルプス (ハイキング) 後半;鷲頭山~日守山公園

師走の晴れた日に沼津アルプスを歩いた記録です。

前半の沼津市街地から鷲頭山までに続き、鷲頭山から函南町の日守(大嵐)山公園までを掲載します。

沼津アルプス最高点の鷲頭山から、南への縦走を続けていきます。

時折左手の樹間から見える田方平野と、一度しか見えない大平山を見ながら鷲頭山を急降下していきます。

(多比口峠と紛らわしい)多比峠の少し先で、直進して大平の多比口/戸ヶ谷へと下って行く径を分け、縦走路は右上の稜線に乗ります。

鷲頭山以北の土と泥の斜面とは面持ちが異なる岩の径を歩いて行くと、鷲頭山から40分ほどで、多比と多比口(大平)を結ぶ径が交差する多比口峠となり、そこからは大平山への登りとなります。

峠から10分ほどで登り着いた樹木の中の大平山は、ほとんど展望が開けていない地味な山頂でしたが、通常「沼津アルプス」と呼ばれる山域はここでおしまいとなります。
なので、地元ハイカーの例外的な人以外は、登って来た多比口峠へとそそくさと引き返していきます。

が、時折反対側の樹間から人がやってきます。
ここから先の沼津アルプスは、山頂にも標識がある通り、「奥アルプス大平会」となって続いて行きます。
それでは、多比へと引き返さずに大平会へ直進していきます。

大平山から東への山並みは、地図で見ると伊豆中央道の江間トンネルの上を越えて来光川との合流点付近の狩野川まで一列に続いていますが、↓ごらんの通り高さは沼津アルプスの半分くらいと、ぐっと低くなります。
なので、最初はこれでもかというくらいの急降下が続きます。

一旦高度が下がり、稜線が標高200m前後で上下するようになると、稜線上のところどころに岩塊が通せんぼし始めました。
ただ、全身を使って岩を乗り越えるようなところはなく、基本的に左(北)側に整備された踏み跡があります。

全体で2か所あるアルミハシゴの最初のハシゴを登ったところが田方平野のビューポイントでした。

すぐ横に山口バス停へと左折する表示がありますが、降りずにヤブっぽい正面に入って行きます。

稜線上のところどころで露出する岩の上からは南北両側の展望が見られます。

そして、ところどころに、にょきにょき岩が生えています。

全て左側を巻いて行く登山道があります。

そしてここだけが歩いて通れない場所で、左右どちらかのハシゴを登ります。
当初は左側のハシゴだけだったのが、アプローチする巻き径が崩れかけたため新たに右のができたのかしら?

219m標点の400mほど手前で、新城橋方面へと尾根上を下って行く径が分岐します。
(分岐すぐ手前に「コル金山」の表示があります。)
日守山へは右へ。
定期的に伊豆長岡=函南町界の石標が打たれている稜線を進みます。

そして219m標点のすぐ先の大平会唯一のベンチがある「見晴し場」で大休止します。
日守山まではあと1kmほどでしょうか。

見晴し場を出発すると、数回のアップダウンを経た後に、石切り場の谷を通過して標高差100mちょっとを一気に登ると、柵の間から日守山公園に入ります。

直進した公園の展望台からは本日最後の大展望が開けました。

蛇行する狩野川を見下ろしながら中央道のトンネルの上に整備された園路を下ると、狩野川沿いを走る県道129号(原木沼津)線にでます。

天気が良いので、富士山や箱根を眺めながら狩野川の土手を歩いて最寄りの駅へと向かうことにします。

振り返ると、今日歩いてきた沼津アルプス+日守山が一望できました。

狩野川に架かる石堂橋を渡りまっすぐ行くとすぐに伊豆箱根鉄道の原木駅です。

鷲頭山までの前半の記録はこちら。


思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら

●2023年12月23日(土)
黒瀬バス停(7:50)→戦没者慰霊平和(五重)塔(8:00)
→香貫山(8:15)→展望台(8:20)→桜台(8:35)
→八重坂バス停(8:55)→八重坂峠登り口(9:00)
→横山(9:15)→横山峠(9:30)→徳倉山(9:50)
→象の背(10:10)→千金岩(見晴場;10:20)
→志下坂峠(10:25)→志下山(10:30)
→馬込峠(10:35)→志下峠(10:45)→中将岩(10:50)
→小鷲頭山(11:00)→鷲頭山(11:10)
→多比峠(11:30)→多比口峠(11:50)
→大平山(12:00)→奥アルプス大平会
→山口バス停分岐(12:22)→金山(新城尾根分岐;12:40)
→見晴し場(13:00~13:20)→日守山(大嵐山;13:40)
→日守山登山口(駐車場;14:07)→原木駅(14:40)





0 件のコメント:

コメントを投稿

ページ

Tips