南房総市千倉町にある高塚山は、山頂の高塚不動尊奥の院から、大海原の大展望が広がるとのことですが、一方ではここだけを目的で行くと空振るとのウワサも耳にします。
そこで保険として御宿にある海岸二ヵ所とセットで訪問することにしました。同じ房総半島にあるとはいえ、御宿町と千倉町とではずいぶん隔たっているようにも感じますが、保険なので...
先ずは高塚山の前に行った御宿の海岸から。
童謡「月の砂漠」でお馴染みの御宿浜からは、遠くの水平線上に見える岬の突端に岩峰が立っている様に見えます。
現地はどんなところかを確かめるべく、町の東部にある岩和田漁港の先へと行ってみます。
■小浦海岸
「ドン・ロドリゴ上陸地」の駐車場にクルマを停めてスタート。
ドン・ロドリゴって誰だ? 人なのか?
向こう側の道路にトラックが走っている右横が小浦への入口。
ワイルドな素掘りトンネルを抜けて海へと下って行き、潮騒が迫ってきたらすぐ右下の海に降りる踏み跡がありました。
右の田尻海岸方面は波が押し寄せていて行けませんね。
左側の浜へ行ってみます。海上に突き出ているのはノットの鼻という名前か?
歩いて行く横の岩壁の上には穴が開いているので後ほど行ってみます。
今日はここでおしまい。引き返して穴の裏側に行きましょう。
穴は90°の角度で2つ開いてました。
穴の外側からもビーチが見下ろせました。
穴への径はその先にも続いており、岬を回り込んでノットの裏側に行けそうでしたが、長いので途中で引き返しました。駐車場に戻ると、ウェディングドレスを着たカップルがカメラマンと共に意気揚々と出発していきました。
■大波月
■大波月
JKなのか社会人なのか、女子三人が岩かげで20分以上スマホで何かを撮りまくってました。
御宿のビーチから見えてたのはこれかな?
最初は七浦小学校への避難経路に従いすすんで、
国道410号線(房総フラワーライン)から高塚不動へと入り、
道なりに行くと小学校なので、クランク状に曲がって不動尊へ。
右手の登山口に行くと、コンクリートの階段から登り始め、徐々に簡素な階段となって行きます。
割とすぐに千倉の海岸が見下ろせるベンチに到着しました。
御宿のビーチから見えてたのはこれかな?
■高塚山
いよいよ本題の高塚山です。
道の駅 ちくら・潮騒王国にクルマを停めて、背後の山並みへと向かいます。
最初は七浦小学校への避難経路に従いすすんで、
展望のみが目的なら、ここで引き返すのがベストです。
風神雷神前からは海が望めるのですが、ブッシュが成長してきており展望はありませんでした。
小さな石祠が建ってましたが、年号は昭和でした...
なんだかなぁと思いながら往路を下ると、ヤブの奥へと龍護山を指す表示があったのでちょっと行ってみます。
この踏み跡は、藪の中を赤テープが連打される形で入って行きますが、ここまで来るとほぼ消失。
あれが龍護山か? 展望なさそうだけど。
引き返します。
浅間神社碑の分岐の辺りからもほんのわずか展望がありますが、倒木が邪魔ですね。
お疲れ様でした。
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三角点の札がある西側も径形不明。
引き返します。
●本日の反省…事前の予想が功を奏して、高塚山以外も行けたのでパーフェクト。
高塚山の代りに鵜原理想郷か八幡岬、大房岬に行けばもっとよかったかも。
あと、道の駅に行くなら断然東京湾側が良いことを実感しました。
思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら。
●2025年12月12日(金)
道の駅 ちくら・潮騒王国(14:50)
→高塚不動尊 大聖院(15:00)
→汐の香コース分岐跡(15:20)→高塚山(15:28)
→龍護山分岐(15:34~途中引き返し~15:45)
→大聖院(16:00)→道の駅ちくら(16:15)
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