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2025年12月9日火曜日

多摩丘陵ハイキング(長津田~すずかけ台~飯縄神社~南町田)

 横浜市西部から川崎市に自動車通勤する人が使うことが多い国道246号線(大山街道)は、周辺の抜け道も含めてコロナ前まで多用していましたが、最も渋滞が激しい場所の一つである長津田と東名横浜I.C.の区間をハイキング/ウォーキングする人がいるそうです。

排気ガスまみれの街歩きではないのか?
とずっと思っていましたが、ちょっと確かめてみることにします。

JR横浜線・東急田園都市線/こどもの国線の長津田駅の西口を出て、こどもの国線沿いに歩き、踏切の先の小さな道へと直進(道なりでも同じところへ行けます)してから適当なところで左折して、横浜線と田園都市線のガード下をくぐります。

ガード先の階段と坂道を登ると、広い駅と操車場の向こうに青葉区の宅地と丘が望めます。

レンガ仕様の楕円形マンション手前を右折して御野立ノ碑なるものが立つ八坂神社の横を登り、「長津田宿市民の森」の案内に従って小学校敷地沿いに行くと、介護施設の左側から市民の森に入りました。

つきみ野の住民が電車賃を一駅分節約するために使うショートカット通勤の森の、苔生してボロボロだったのが新しくなったベンチで一服。

森を出たら最初の交差点で2回左折し、Uターンする形で森村学園の敷地に沿って旧大山街道を目指します。

向こうの方に信号で突き当たる県道139号線が今の旧大山街道で、それ以前の旧大山街道は右側に影となっている階段の先に少しだけ残っています。

その旧大山街道が1km先で合流する現厚木街道(国道246号線)にショートカットすべく、不動産屋さんとマンションの間の小径に入り、

突き当りを右折して、円周を描くようにカーブする道の2つ目のゴミステーションのT字路を右折して、下りの階段の途中にあるフェンスの隙間に入ると、そこは王子神社の境内でした。

宮司が常駐する立派な神社の存在に今まで気づきませんでしたが、参道を下った右手にある、慢性的に渋滞する246号線の歩道橋の信号が「宮の前」という名前でした。
いつもブレーキを踏んで止まっていた場所の裏側は、こんな風になっていたのね。

福泉寺の入口を見下ろす感じで246の反対側にある丘を登って行きます。

お寺の参道を登っても本堂入口の同じ場所に出ます。

裏手の墓地沿いに登って行く道は、(いわゆる大山詣での)長津田宿の風景を後にすると林の中に入り、急に人の気配が無くなりました。

アンテナの立つ丘で視界が開けて舗装道路に出たところを左側のヤブの径へ。

ヤブを抜けたところに立つ天王社からは簡易舗装となって246を右に見ながら並走していきます。

そして、ポッと古い長津田村の農村集落に出ました。
突き当たった村の道路を下り、変則五差路を左折した先にある「林地蔵」のT字路から下ると、古くは柏楽谷戸と呼ばれていた凹地の底は、国道沿いにあるフィールドアスレチックの臨時駐車場に造成されていました。

舗装道路はその先で行き止まりとなるので、すずかけ台方面へと抜けるべく、駐車場入り口脇にある雑木林の中を登って行くと、丘の上で周囲が開けて農地が広がっていました。

やがて栗林となった農地を登って行くと雑木林に入り、物流センターと隣接した先で246のつくし野交差点に出ました。

急に現実世界に引き戻された感覚で歩道橋を渡り旧道に入ると、今までの里山風景がウソのように延々と街並みが続き、足下を田園都市線が走ります。
ここからは線路を渡ってすずかけ台駅から電車で帰るところですが、日没までまだ時間がありそうなので、もう一丁。

246を再び歩道橋で渡ります。
国道脇フェンスの中は牧場ではなくハリボテの馬が置いてある公園です。

歩道橋を渡ってまっすぐ進み、車道に突き当たったら2回左折すると、小高い丘の上に鳥居が見えてきました。

一等三角点の「高尾山」山頂に立つ飯縄神社からの西側の展望は意外なほど雄大で、この地が明治の測量開始時の起点の一つだったことも頷けます。
鳥居の脇に解説版とともに三角点が置かれています。

参道をまっすぐ下り、道路の向こう側の小径で畑の中を抜けると、246と16号の交差点に近い町田街道にでます。

思い立ったらすぐ行ける。 その他の首都圏近郊ハイキングの記録はこちら

●2025年12月7日(日)
長津田駅(14:10)→長津田宿市民の森(14:30)
→王子神社(14:55)→福泉寺(15:05)
→天王社(15:15)→林地蔵(15:25)
→国道246号線つくし野交差点(15:50)
→都県境(16:00)→飯縄神社(16:10)
→南町田グランベリーパーク駅(16:40)


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